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地域貢献ニュース3月号(成人看護学領域)

地域貢献ニュース3月号(成人看護学領域)

担当:渡部節子、千葉由美、森みずえ、金嶋祐加、徳永友里、竹山志津子

成人看護領域では附属2病院と連携して、地域における看護の教育・研究の質の向上に貢献したいと考えています。

看護教育における連携

実習前の学生の技術演習において病院の臨地実習指導者に指導参加を依頼し実践ポイントを踏まえた技術指導にご協力頂くと同時に、演習を通して学生のレディネスや特性を掴んでもらうなど、臨床指導者の教育準備となる様に企画しています。また、附属病院の平成26年度看護師内定者に対する「看護師国家試験の対策演習」を実施するなど、知識や応用範囲の広い成人看護学の教育経験を生かした協力を行っています。

臨床現場の看護の質向上のための研究支援

臨床の研究疑問について、課題の焦点化から計画書作成、倫理審査、論文作成、成果発表に至るまで、看護の課題解決につながる研究が実施できる様、病棟看護師の方々への支援を行っています。平成25年度は9-3病棟「頭頸部癌患者の化学療法・放射線療法併用療法における有害事象モニタリングの為の評価シートの導入」、7-4病棟「胆管炎と診断された患者が受診行動に至る体験の事例検討」の成果発表、手術部「脳死下臓器摘出術を担当する手術室看護師の準備期における思い」は論文掲載に至りました。

教員の専門性を活かした貢献を行っています。

感染看護ケアの質の向上を目指して活動しています。

  • 感染対策委員会の一員として病院の院内感染対策に参画し、また、感染対策推進部会の一員として感染対策ラウンドに参加するなどの活動を行っています。
  • 神奈川県エイズ治療の中核拠点病院に選定されている横浜市立大学附属病院のHIV/エイズ患者のケアについて感染症病棟看護師・医師と継続的に共同研究を行っています。平成25年度はエイズ専門学会において2題発表しました。
  • 他にも「人工膝関節全置換術における術前皮膚処置方法の相違による術後創感染率の比較」など感染看護に関わる研究を他県の医師・看護師と共同して行い成果を公表しています。

感染対策ラウンド

日本人工股関節学会の発表風景

地域貢献