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地域貢献ニュース4月号(地域看護学領域)

地域貢献ニュース4月号(地域看護学領域)を掲載しました

安心・安全のまちづくり~横浜市栄区セーフコミュニティ認証取得への協力

担当:田高悦子、臺有桂、有本梓、今松友紀

セーフコミュニティとは「致命的な事故やけがは、原因を究明することで予防できる」という考えに基づき、地域ぐるみで予防活動を展開する安全・安心なまちのことです。WHO協働センターは、指針を定め、その方針に沿った活動を継続的に行っている地域を「セーフコミュニティ」として認証しています。
横浜市栄区では平成24年度の認証取得を目指し、活動を進めてきました。
私たちは、栄区より平成23・24年度に委託を受けて、栄区内の自治体・関連機関の多職種や住民のみなさんと協働で調査研究に取り組みました。平成25年1月の認証に向けたWHOの本調査で調査結果を報告し、平成25年3月には、調査報告書を作成し、栄区内の母子、児童・生徒、壮年期、高齢者を対象に、それぞれで着目すべき重要な事故やけが、それらの把握方法、予防に向けた取り組みを提言しました。
平成25年3月29日、横浜市栄区は「セーフコミュニティ認証」の内定通知を受けました。行政区では、全国初の認証です。
私たちは、地域で生活するすべての人々が生涯にわたり、行政や関係機関、地域一丸となって、安心・安全な生活ができるようなセーフコミュニティのさらなる実現に向けて、協力を続けます。

報告書と調査票

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