地域貢献ニュース2月号(小児看護学領域)

担当:廣瀬 幸美、永田 真弓、藤田 千春

小児看護学領域では、医療職に限らず地域の保健・福祉・教育機関と連携して、様々な健康状態にある子どもと家族の支援に取り組んでいます。

1. 横浜市港南区役所主催の医療ケア研修への協力
   
   横浜市港南区役所主催の医療ケア研修の一環として、平成22年度から保育士・保育園看護師、栄養士などを対象に年2回講演を行っています。
   平成24年度は、「感染症について～保育園で必要な予防接種の基礎知識と感染症予防のための家庭での対応～」と「応急処置について～誤飲や怪我等、救急車が到着するまでの対応法～」を実施しました。


2. 市民医療講座への協力
   
   子育て中の市民を対象に、「困っていませんか?子どもの看病—子育てママ・パパの健康知恵袋—」と題して講演を行いました。発熱や腹痛など子どもに起こりやすい症状を例に挙げながら、具体的な援助方法を情報提供しました。


3. 特別支援学校教員養成への協力
   
   東洋大学において、特別支援学校の教員免許取得を希望する学生を対象に、「病弱児の病理と臨床」の講義を実施しています。小児がんや筋ジストロフィーなど支援の必要な疾患を持つ子どもと家族について、プレゼンテーションやグループワークを通じて学びを深めています。

医療ケア研修