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ハサヌディン大学とのオンライン海外フィールドワークを実施しました

2021.09.03
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2021年9月3日(金)、インドネシア共和国ハサヌディン大学とのオンライン海外フィールドワークを開催しました。本年度はCOVID-19の影響で初めての開催となりました。
学生達は、前期に英語でのオンラインプレゼンテーションのクラスを受講し、実際のフィールドワークで発表する日本の文化、医療に関するプレゼンテーションの準備を行いました。また、国際専門機関・NGO、対象国の文化等についてもアクティブラーニングを行い学習を深めました。事前準備から、学生主体でのクラス運営を行い、当日の司会進行も積極的に実施しました。
当日は横浜市大医学部看護学科の学生27名、ハサヌディン大学の学生15名に教員を加えた50名を超える参加がありました。本来であれば渡航し、実際の国の空気に触れながら体感できるフィールドワークの実施ができる事を楽しみにしていた学生達も多くおりました。しかし、オンラインならではの強みとして、希望する学生全員が参加することができた事、オンラインだからこその学びを深めることができ、COVID-19流行下でも実りの多い1日となりました。

参加学生の感想(抜粋)

“英語でのコミュニケーション力はもちろんのこと、オーバーリアクションで感情を伝えることや母語ではない言語であっても意思疎通が可能であること、多文化交流の楽しさなど数えきれないほどの収穫がありました。”

“プログラムを進めていく上で、今回グループや全体を通して、主体的に動いたことが非常に多かったのですが、こうした複数人で何か一つの物事に取り組む時、全体を俯瞰的に見て、今何が足りていないか、自分が必要とされていることは何か、と考えながら、提案する、実行するなど行動に移せる能力というのも非常に伸ばすことができたと感じています。”

“対面なら多少の英語力の不足をその場の雰囲気、ジェスチャー、表情でカバーできるところ、オンラインだとそれがほぼ通じなかったり電波が悪くて音が途切れたり、すごく難しかったなと思いました。今回のフィールドワークでは悔しかった点もありましたが、同時に次もし対面で会える機会があるのならきっと上手に英語を話せる様になって、もっと沢山会話を楽しみたい!と強く思いました。”

“宗教・文化的配慮の必要性を理解し、もっと知っておかなければいけないと強く感じました。単に言語ができれば良いだけではなく、国籍を超えて患者さんと関わっていく際、看護師として必要とされることにまた一つ気付かされたように思います。”

“海外に実際に行くとなると感染症や事件などの危険性があるため参加を拒むことも検討していたと思うが気軽に参加できるオンラインだからこそ誰でも参加でき学習ができるのはとてもよいことだなと思った。”

(母性看護学領域 飯田・篠原・竹内・中村)
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