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新型コロナウイルスに対する中和抗体を 簡便かつ迅速に測定できる新たな手法の開発について

2020.07.28
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  • 研究

新型コロナウイルスに対する中和抗体を 簡便かつ迅速に測定できる新たな手法の開発について

横浜市立大学大学院医学研究科 微生物学の梁 明秀教授、宮川 敬講師を中心とした共同研究グループは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する中和抗体を、感染性ウイルスを用いることなく、簡便かつ迅速に測定できる新しい手法を開発しました。今回開発した方法は、感染性を有する生ウイルスやゲノムを含んだ擬似ウイルスを使用しないため、危険な操作が不要で、3時間以内に中和抗体の量を測定することが可能です。これまで多検体の解析が困難であった新型コロナウイルスに対する中和抗体の測定が、簡便かつ短時間に可能となることが期待されます。

本研究成果は、プレプリントサーバーのmedRxivに投稿し公開されました。(7月22日)

※お断り:現在、学術雑誌へ投稿されたCOVID-19に関する論文は審査前にプレプリントサーバーへ登録、公開されるよう推奨されています。学術雑誌での審査により論文内容が修正される可能性があります。 
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