10月31日データサイエンスセミナー
2018.11.16
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金融機関におけるデータサイエンス

2018年10月31日(水)、金沢八景キャンパスYCUスクエアY201教室にてデータサイエンスセミナーを開催しました。
本セミナーは、データサイエンス学部1年生を対象に教室で教員の講義を聞くだけでなく、経営、マーケティング、流通、通信、メーカーなどのビジネスの世界でデータサイエンスがどのように活用されているかを、実際に活躍している各企業の社員の方の話を聞き、将来像をイメージして学問に取り組む姿勢を持ってもらうことを目的としています。
8回目を迎える今回は、株式会社横浜銀行営業本部事務局マーケティンググループの河野吉晴氏、松下伴理氏、株式会社浜銀総合研究所情報戦略コンサルティング部の熊倉佑哉氏を招き「金融機関におけるデータサイエンス ~横浜銀行の取り組みと浜銀総合研究所のコンサルティング事例~」と題して開催。銀行やシンクタンクにおいてデータサイエンティストがどのように活躍しているのか、実務におけるデータサイエンスの役割とは何かなどを具体的な事例を用いて説明していただきました。
講演では、ビジネスにおいてはデータサイエンスがどれだけ発達しても「実務に長年携わることで得られる経験や勘」が不要とされることはない、という話と、データサイエンスの知識と現場で培うビジネス力の両方が企業では必要となるというコメントが印象的でした。講演後、学生からは、事例を踏まえて個人や企業の審査データを使った与信に関する質問やビジネス実務の中で解析や分析がどの程度占めているのかなどの質問があり、講演者と議論を交わしました。

データサイエンスセミナーの様子

講師に質問をするデータサイエンス学部の学生