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イランの大統領府、農業省の関係者らが木原生物学研究所を訪問しました。

2016.03.29
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イランの大統領府、農業省の関係者らが木原生物学研究所を訪問しました。

2016年3月24日に、イランの大統領府、農業省の関係者らが、筑波大学遺伝子実験センターの渡邉和男教授とともに、木原生物学研究所に来所されました。
木原記念室にて、故木原均博士が1955 年に小麦の発祥の地を探るために行ったイラン・パキスタン・アフガニスタンにおける戦後初の海外学術調査とフィールド科学の歴史を紹介しました。


木原生物学研究所が所蔵する、1950年代の小麦遺伝資源探索を記録した世界的史料のイランの地図を前に、世界の食料問題に向けた小麦の遺伝資源研究の重要性について協議を行いました。
また、研究所で行っている小麦などの植物科学の最先端研究を紹介し、学生と研究内容について議論を交わすなど教員・学生とも交流を行い、更に今後の国際協力について議論しました。

来所メンバー

イラン大統領府科学技術・バイオテクノロジー開発協議会副会長 べへザード・カラヤージィ 氏
イラン農業省 種子植物改良研究所 国立植物ジーンバンクセンター長 べへザード・ソルヒ 氏
筑波大学遺伝子実験センター長 渡邉和男 教授
筑波大学遺伝子実験センター ハニー・ビダヂィ 氏

筑波大と横市大を国際共同研究拠点とした国際研究・人材育成協力に向けて

今回の訪問において、筑波大と横市大を国際共同研究の拠点として、イランの有する植物遺伝資源と横市大と筑波大が有する植物科学や遺伝子に関する先端的な知見を有効活用した地球規模の課題解決のためのトランスコーカサス・中央アジアにおける国際連携の展開について協議しました。
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