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木原生研市民講座「植物科学を利用した食料問題軽減へのチャレンジ」

終了しました

R4年度第2回木原生物学研究所市民講座


植物科学を利用した食料問題軽減へのチャレンジ




イネ、コムギ、トウモロコシは世界3大作物と呼ばれ、全人類の消費カロリーの約42%を供給する最も重要な植物です。中でもイネは日本を含むアジアの人々の主食であるとともに、アフリカや南米でも大切な食料源となってきています。イネといっても世界には10万以上の品種があり、それぞれ違った特徴をもっています。例えば、食味の良いイネ、収量が多いイネ、病気や害虫に強いイネ、乾燥に強いイネなど様々です。こういった農業形質の違いはそれぞれのイネがもつ遺伝子の違いによって生み出されます。すなわち、収量が多いイネは収量を多くする遺伝子を、病気に強いイネは病気に抵抗性を示す遺伝子をゲノム中にもっています。我々はイネのゲノム中から有用農業形質遺伝子を探し出す研究を行い、これまでにイネの穂の大きさ、種子の数やサイズなどを制御する有用農業形質遺伝子を見つけることができました。本講演では植物科学を利用した食料問題軽減へのチャレンジについて紹介します。

日時 2022年10月29日
土曜日  13:00〜14:30
※会場受付開始 12時30分
会場 ハイブリッド形式(Zoomによるオンラインおよび現地開催)
【現地開催会場】横浜市立大学 木原生物学研究所 舞岡キャンパス3Fホール
横浜市戸塚区舞岡町641-12
市営地下鉄ブルーライン「舞岡」駅より徒歩10分
お車でのご来場はご遠慮ください
講師 芦苅 基行 教授 (名古屋大学 生物機能開発利用研究センター)
受講対象 中学生 高校生 学生 一般 会場定員:先着60名
受講料 無料
電話、FAXまたはE-Mailにてお申し込みを希望の方は講座チラシ2ページ目にある申込み必要事項を確認の上、ご希望の方法にてお申し込みください。

会場案内図

横浜市立大学 木原生物学研究所
舞岡キャンパス3Fホール
横浜市戸塚区舞岡町641-12
市営地下鉄ブルーライン「舞岡」駅より徒歩10分

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tel045-820-1900(受付時間:平日 9:00〜17:00)

mailkihara@yokohama-cu.ac.jp