PRDM10関連腎癌
PRDM10という遺伝子に生まれつき病的バリアントがあることにより
- 乳頭状腎癌、オンコシティック腎癌
- 脂肪腫
- 肺嚢胞
- 線維性毛包腫
などを発症する疾患です。
PRDM10はFLCN遺伝子と似たような機能を持っているため、本疾患はBHD症候群にとても似ています。そのため、BHD症候群と同様に腎温存手術を選択できる可能性はありますが、一方で転移例の報告もあり、今後の報告を注意深く見守る必要があります。
本疾患はとても希少であり、PRDM10関連腎癌と診断されたもしくは可能性があると言われた方は、お気軽にご相談ください。
PRDM10はFLCN遺伝子と似たような機能を持っているため、本疾患はBHD症候群にとても似ています。そのため、BHD症候群と同様に腎温存手術を選択できる可能性はありますが、一方で転移例の報告もあり、今後の報告を注意深く見守る必要があります。
本疾患はとても希少であり、PRDM10関連腎癌と診断されたもしくは可能性があると言われた方は、お気軽にご相談ください。


PRDM10関連腎癌(オレンジ矢印):BHD症候群に準じて原則として腎温存手術を考慮しますが、報告例が少ないため、個々の画像所見を基に治療法を判断する必要があります。
ご紹介先
〒236-0004 横浜市金沢区福浦3-9 横浜市立大学附属病院 泌尿器科 遺伝性腎腫瘍外来
原則、月曜日と金曜日の午前中ですが、学会などで担当医師が不在にしていることがありますので、お電話でご確認の上、来院されてください(病院代表番号の045-787-2800から泌尿器科外来までお問合せください)。
まずは遺伝性腎腫瘍である可能性の有無について診察させていただきますので、お気軽にいらっしゃってください。
ご相談先
メールアドレス:iJingan★yokohama-cu.ac.jp(★マークを@に変更して下さい)(担当:入部、青盛、軸屋、川浦、野口、蓮見)
こちらでは、当院への来院を考えていらっしゃる患者さんや、遺伝性腎腫瘍であるかの判断が難しく当院へのご紹介を迷われている主治医の先生方からのご相談を受け付けております。
遺伝性腎腫瘍に関する情報だけをご希望の場合も、お気軽にご連絡ください。
患者さんご自身でご相談される場合は、①お名前、②お電話番号、③メールアドレス、④これまでの簡単な経過、をお教えください。数日経ってもこちらからの返信がない場合は、TEL: 045-787-2800(病院代表)から泌尿器科外来にご連絡ください。