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呼吸器外科

胸膜疾患(気胸など)

胸壁の内側や肺の表面をおおう膜を胸膜と言いますが、そこから発生する腫瘍を胸膜腫瘍、この胸膜(特に肺側の胸膜)に穴があいて空気が漏れる病気を気胸と言います。
気胸の原因は様々で、若年の高身長・やせ形の男性に多い特発性自然気胸から、肺気腫や間質性肺炎など、もともとの肺の脆さが原因で発生する続発性気胸、さらに中年期の女性に多い、月経周期と連動して発生する月経随伴性気胸など多岐にわたります。
当院ではいずれの原因の気胸に対しても対応可能であり、初発で軽度の気胸であれば保存的治療を、再発や高度な気胸など手術を要する方には胸腔鏡下手術を行っております。
特に若年者の特発性自然気胸に対しては1つの傷で胸腔鏡下手術を行う『Uniport VATS』も可能ですのでご希望あればご相談ください。
突然発症し緊急入院となることが多いため入院期間はまちまちですが、胸腔鏡下手術後は問題なければ術後2~3日で退院となります。