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呼吸器外科

悪性胸膜中皮腫

悪性胸膜中皮腫は、胸壁の内側や肺の表面をおおう膜(胸膜)から発生する悪性腫瘍で、そのほとんどがアスベスト(石綿)を吸い込んだことが発生の原因となっています。ただし、アスベストを吸い込んだ方が必ず発症するわけではありません。また、アスベストを吸い込んでから発症するまでの期間が30~40年と非常に長いことが特徴です。
胸の痛みや咳など症状でレントゲンを撮影した際に、胸に水が溜まっている(胸水)ことを指摘されて発見されるのが一般的です。しかしその診断は難しく、多くの患者さんで最終的には胸壁の内側の壁の一部を採取し(胸膜生検)、顕微鏡検査での診断を要します。また、発見されたときにはすでに進行しており、ほとんどが手術治療の適応とならないことも特徴の1つです。
当院では呼吸器内科と連携し、診断のための胸腔鏡下胸膜生検や、極早期で発見された上皮型悪性胸膜中皮腫に対する集学的治療の一環である根治手術(胸膜全切除術・胸膜肺全摘術)を行っております。
通常は手術前日に入院、診断のための生検は術後2~3日間で、治療のための手術は術後10~20日で退院となります。

面会制限解除のお知らせ(2025/08/07)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、7月8日(火)より面会を原則禁止としておりましたが、8月7日(木)より通常面会を再開いたします。
 
面会時間:平日 15:00~18:00
30分間(1日1組 2名まで)子供も人数に含みます
※医師から指示があった場合はこの限りではありません
※部署の特性上、15分間の面会でお願いしている部署があります。
  
詳しくは、以下の「面会について」をご確認ください。