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診療科・部門案内

化学療法センター

薬剤部との連携

レジメン管理

がん対策基本法に基づき、質の高いがん医療の全国的な均てん化を図ることを目的に整備された病院として、当院は「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受けています。
「がん等化学療法運営委員会」を設置し、薬物療法のレジメンを審査し組織的に管理しています。
現在登録されているレジメン数は約971となっています。

抗がん剤指示の監査

抗がん剤は一般に副作用の強い薬剤とされており、誤った治療を行うことがないように細心の注意が求められます。当院では電子カルテ上にレジメンシステムが搭載されており、医師による入力時のミスが発生しにくい体制となっております。さらに、ダブルチェックとして薬剤師による監査を行っております。

抗がん剤無菌調製(ミキシング)

がん患者さんは一般的に免疫の低下した状態(担癌状態)にありますが、抗がん剤による免疫抑制により、さらに免疫力が低下します。そのため、微生物による感染症のリスクの高い状態に晒されています。
がん患者さんの感染症のリスクを軽減するため、化学療法おこなう当日にミキシングルームで無菌設備を用いて抗がん剤を調製しています。

ミキシングルームでの抗がん剤を調製する様子ミキシングルームでの抗がん剤を調製する様子

薬剤師によるがん患者指導

当院では、がん薬物療法に関して研鑽を積んでいる薬剤師が、抗悪性腫瘍剤の投薬又は注射の必要性等について文書を用いて説明を行っております。また、薬剤師による面談は、プライバシーの保たれる個室を用いて行っております。
薬剤に関する疑問や副作用の相談などありましたら、薬剤師までお気軽にお尋ねください。

薬剤師による面談の様子薬剤師による面談の様子

地域の保険薬局との連携

外来での抗がん剤治療の質を向上させる観点から、患者さんにレジメン(治療内容)を説明し、患者さんの状態を踏まえた必要な指導を行うとともに、地域の薬局に勤務する薬剤師等を対象とした研修会の実施等の連携体制を整備しています。
保険薬局の薬剤師の先生で、連携充実加算についてお問い合わせがある場合、当院薬剤部までご連絡ください。