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新着情報

募集案内

(令和9年4月採用)薬剤師レジデントの応募は終了いたしました。

基本方針

  1. 他の専門職種と連携をはかりながら、有効かつ安全で、質の高い適切な薬物療法を提供する。
  2. 適切な情報を適切に提供し、薬物療法の安全性を高め、その質的向上と効率化に寄与する。
  3. 医薬品の適正使用を推進するとともに、高度・先進医療に貢献する。
  4. 地域医療従事者等の教育に寄与するとともに、質の高い薬剤師の育成をはかる。
  5. 適正な医薬品管理により、健全な病院経営に寄与する。

部門の概要

人員(2026.4現在)

薬剤師:66名(レジデント8名含む) 
事務員:7名

処方せん枚数

院外処方せん発行率 98.3%

  入院 外来・院内
調剤 201,271枚 3,421枚
注射 185,384枚 29,188枚

病棟業務

病棟薬剤業務実施加算算定、薬剤管理指導料算定件数 20,698件

抗がん剤剤調製件数

入院 外来
7,925件 13,866件
 
2025年薬剤部集合写真2025年薬剤部集合写真

業務紹介

病棟業務

病棟業務は各病棟に専任の薬剤師を配置し、患者さんの入院から退院までの薬学的ケアに対応できる体制としています。医師、看護師などの医療従事者からの問い合わせや多職種のカンファレンスへの参加など、チーム医療の一員として薬剤師の役割を果たすべく多岐にわたる業務を行っています。
また、大学病院の特性として、一般病院では診られない特殊な疾患の薬物治療にも携わることがあり、最先端の医療を学びながら薬剤師としての能力を高める機会があります。

病棟業務の様子病棟業務の様子

内用・外用調剤

外来は原則院外処方のため 入院患者の調剤が中心です。当院では計数調剤監査システムを導入し、バーコードを活用することで、調剤過誤防止に努めています。

調剤業務の様子調剤業務の様子

PTPシート全自動薬剤払出機を導入し、業務負担軽減と安全なピッキング業務を行っています。

ティアラティアラ

全自動秤量散薬分包機を導入し、散薬の選択から分包までの業務を自動化しています。

散剤散剤

注射調剤

注射薬自動払出システムを用いて、アンプルやバイアル製剤の取り揃えを自動化し、注射薬の迅速かつ正確な調剤を実施しています。 また、内用・外用調剤と同様に注射調剤においてもバーコード照合システムを導入し、業務効率化を図り、薬剤師が注射薬の配合変化、相互作用などについて専門的な知識を最大限発揮できるよう努めています。

注射調剤の様子注射調剤の様子

持参薬管理

当院において入院時に患者が持ち込んだ医薬品等(以下:持参薬)は、薬剤師が直接面談を行い、主治医の判断のもと、必要に応じて使用します。持参薬使用の有無に関わらず、薬剤師が持参薬の鑑別や患者の服薬状況等の確認を行うことは、医薬品を適正使用する上で重要な情報となります。医師、看護師等の医療スタッフと情報を共有することにより、入院中の薬物療法が安全で適正に実施できる体制を整えています。

持参薬管理の様子持参薬管理の様子

がん化学療法

より安全かつ効率的で患者さんにやさしく快適な化学療法の提供を目標に、患者さんの治療歴や現在の状態を考慮したきめ細やかな抗がん剤の処方チェックを行っています。またアイソレーターや閉鎖式薬物移送システム(CSTD)を用いて、抗がん剤の調製・投与に関わる医療従事者の曝露防止対策にも取り組んでいます。地域連携のさらなる推進のため、院内のレジメンを本ホームページ上で順次公開をしております。

がん化学療法の様子がん化学療法の様子

★当院は日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設ならびに、日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師研修施設として認定されております。

外来化学療法(外来指導・薬剤師外来)

外来で安心して抗がん剤治療を受けていただけるよう、患者さんに対して化学療法センター内の個室で薬剤説明を行っています。また薬剤師外来として、薬剤師が体調や副作用の発現状況について聴取・評価し、必要に応じて医師に処方提案を行うことで、患者さんに寄り添った治療の提供に貢献しています。

★当院は地域がん診療連携拠点病院、日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設ならびに、日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師研修施設として認定されております。

製剤室

大学病院の特性上, 市販されている薬だけでは対応できない場合があるため、市販されていない薬を当病院内だけで使用することができる薬 (院内製剤)として調製しています。またTPN(高カロリー輸液療法)の無菌調製も行っています。

製剤室製剤室

医薬品情報管理

医薬品に関する様々な情報を収集・評価し、医薬品の適正使用推進のための情報を発信のほか、1ヶ月に200件前後の医師・看護師など 医療スタッフからの質問等への対応や病棟担当薬剤師への支援、製薬メーカーの訪問対応などを行っています。2016年10月からは院内の禁忌・適応外使用の情報収集・評価しています。また、院内の採用薬を決定する薬事委員会の事務局となっており、薬剤師の立場から院内採用の必要性等を検討しているほか、経済性も含めた推奨薬リスト(フォーミュラリ)のマネジメントにも参画しています。

DIDI

医薬品管理

院内で使用する医薬品の発注、検収および 在庫管理等の業務を行っています。 年間に数十億円の医薬品を購入しておりジェネリック医薬品の導入も積極的に行っています。電子カルテにおける処方オーダリングシステムのデータベースメンテナンス業務も医薬品管理が行っており、粉砕可否、処方日数制限の制御、処方時の注意喚起を表示させるなど、適切な処方となるよう努めています。

医薬品管理の様子医薬品管理の様子

周術期業務

当院では年間7000件以上の手術が行われています。手術時には麻薬や筋弛緩薬など厳密な管理が必要な薬剤が多く取り扱われるため、薬剤師を配置し、医薬品の適正な管理・供給体制の確保に努めています。また、薬剤師が手術関連業務に関わることで、より安全に手術を遂行することができるといわれています。手術前に薬の使用状況を把握し、休薬すべき薬が無いかどうかの確認や、手術中の薬学的な情報を病棟担当薬剤師と共有し、病棟で切れ目のない薬学的管理が実施できるよう努めています。

周術期業務の様子周術期業務の様子

チーム医療・薬剤師外来

  • 感染制御部/抗菌薬適正使用支援チーム(AST)
  • 緩和ケアチーム
  • 術後疼痛管理チーム
  • 栄養サポートチーム
  • 糖尿病教室
  • 薬剤師外来(がん化学療法)
  • 妊娠と薬外来
  • HIV診療チーム

専門・認定薬剤師取得状況

職員全員が研修・学会等に参加し、個々の薬学的知識・スキルの向上に努めています。
(2026年4月現在)

認定機関 資格名称 認定者数
日本医療薬学会 がん指導薬剤師 1
がん専門薬剤師 1
医療薬学専門薬剤師 1
日本病院薬剤師会 がん薬物療法専門薬剤師 1
がん薬物療法認定薬剤師 4
感染制御専門薬剤師 1
感染制御認定薬剤師 5
HIV感染症薬物療法認定薬剤師 2
妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師 3
日病薬病院薬学認定薬剤師 41
日本薬剤師研修センター 小児薬物療法認定薬剤師 2
漢方・生薬認定薬剤師 3
日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師 8
薬学教育協議会 認定実務実習指導薬剤師 8
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療専門薬剤師 3
外来がん治療認定薬剤師 4
日本緩和医療薬学会 緩和医療暫定指導薬剤師 1
緩和薬物療法認定薬剤師 3
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 7
日本腎臓病薬物療法学会 腎臓病薬物療法認定薬剤師 1
日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士 1
日本臨床栄養代謝学会 NST専門療法士 6
日本集中治療医学会 集中治療専門薬剤師 1
日本臨床救急医学会 救急認定薬剤師 1
日本医薬品情報学会 医薬品情報専門薬剤師 1
医薬品情報認定薬剤師 3
日本老年薬学会 老年薬学認定薬剤師 2
日本臨床薬理学会 認定CRC 1
日本臨床試験学会 GCPパスポート 2
日本不整脈心電学会 日本不整脈心電学会認定心電図専門士 1
植込み型心臓不整脈デバイス認定士 1
心電図検定1級 1
心電図検定3級 1
心電図検定4級 4
日本麻酔科学会 周術期管理チーム認定薬剤師 4
日本結核病学会 抗酸菌症エキスパート 3
日本アンチドーピング機構 公認スポーツファーマシスト 6
日本リウマチ財団 リウマチ財団登録薬剤師 4
日本終末期ケア協会 終末期ケア上級専門士 1
日本災害医学会 PhDLSプロバイダー 2
日本ACLS協会 BLSプロバイダー 1
日本救急医学会 ICLSプロバイダー 1
その他 日本DMAT隊員 1
神奈川DMATーL隊員 2
肝疾患コーディネーター 3
学位取得者 博士(薬学) 5

実績

学会発表等(2026年)

学会等発表

坂本靖宜、佐藤淳也、京谷充崇、髙坂暢、湊川紘子、森田一、横山敦、米山大志、中島研、田村英樹、原田知彦: 症例写真をもとにしたがん治療関連の皮膚障害対策研修会の取り組みとその効果〜神奈川県病院薬剤師会 専門・認定支援委員会の取り組み〜. 第18回日本がん薬剤学会(JSOPP)学術大会, 札幌, 2026, 7.

小林 悠、重村 明香、佐藤 悠大、宇山 佳奈、服部 有希、長井 絵里奈、清水 絢子、坂本 靖宜、井出 和男、若杉 正、小池 博文: 高齢者機能評価に基づく進行肺腺癌二次治療の個別化支援と薬学的介入の一例. 第18回日本がん薬剤学会(JSOPP)学術大会, 札幌, 2026, 7.

神 葵、安島 秀友、若杉 正、小池 博文: 当院におけるバイオ後続品の置き換え率調査. 第20回学術大会 日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会, 東京, 2026, 6.


その他

坂本 靖宜: 感染症を予防するための抗菌薬の使い方とポリファーマシー対策. 第41回日本環境感染学会総会・学術集会, 横浜, 2026, 7.

荒井 幸子: 「がん患者におけるせん妄ガイドライン 2025 年版」から学ぶせん妄対策. 第19回日本緩和医療薬学会年会, 和歌山, 2026, 5.

坂本 靖宜: 多職種連携で支える高齢者機能評価:全国アンケート調査から考える臨床実装への課題. 第11 回日本がんサポーティブケア学会学術集会, 富山, 2026, 5.

プレアボイド報告に対する取り組み

 【神奈川県病院薬剤師会プレアボイド報告優秀賞歴】
2017年度:「副作用の未然回避」部門
2018年度:「副作用の重篤化回避」部門
2019年度:「副作用の重篤化回避」部門
2021年度:「副作用の重篤化回避」部門・「薬物治療効果の向上」部門
2023年度:「副作用の未然回避」部門・「薬物治療効果の向上」部門
2024年度:「副作用の重篤化回避」部門 ★レジデント受賞
2025年度:「副作用の未然回避」部門 ★レジデント受賞