病院におけるコミュニケーション・デザインの可能性を発信!「クリエイティブ・ホスピタル・プロジェクト」企画第1弾~YCU-CDC×dentsu~
2018.11.12
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病院におけるコミュニケーション・デザインの可能性を発信!
『クリエイティブ・ホスピタル・プロジェクト』企画第1弾
~YCU-CDC × dentsu~
横浜市立大学学術院医学群 先端医科学研究センター 武部貴則教授(東京医科歯科大学統合研究機構 教授・米シンシナティ小児病院 准教授)と株式会社電通は、2014年より、ヘルスケア分野に人を動かす「広告」の視点や技術を取り入れ、人々の行動変容を実現するコミュニケーション研究「広告医学(AD-MED)」を推進しています。
今年度より本学先端医科学研究センター内に開設された、コミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)の新たなプロジェクトである「クリエイティブ・ホスピタル・プロジェクト」の第1弾として、病院におけるコミュニケーションを象徴するアイテムを対象にプロトタイピングを行います。附属病院内での展示企画「知らせるマスク」「いないいない白衣」「ナースバード」 という3つの実例を通じて、今後、さまざまなヘルスケア課題に対してコミュニケーション・デザインが持つ力の可能性を発信します。
<展示企画概要>
◆期間:平成30年11月9日(金)〜11月16日(金)9:00~17:00
◆場所:横浜市立大学附属病院(金沢区福浦3-9) 3階(エスカレータ上)
◆取材をご希望の方は事前にご連絡下さい。写真データの提供についてもお受けいたします。
◆プロジェクト・展示についてのお問い合わせ先:
YCUコミュニケーション・デザイン・センター 西井
Tel. 045-350-4760 E-mail:snishii@yokohama-cu.ac.jp
今年度より本学先端医科学研究センター内に開設された、コミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)の新たなプロジェクトである「クリエイティブ・ホスピタル・プロジェクト」の第1弾として、病院におけるコミュニケーションを象徴するアイテムを対象にプロトタイピングを行います。附属病院内での展示企画「知らせるマスク」「いないいない白衣」「ナースバード」 という3つの実例を通じて、今後、さまざまなヘルスケア課題に対してコミュニケーション・デザインが持つ力の可能性を発信します。
<展示企画概要>
◆期間:平成30年11月9日(金)〜11月16日(金)9:00~17:00
◆場所:横浜市立大学附属病院(金沢区福浦3-9) 3階(エスカレータ上)
◆取材をご希望の方は事前にご連絡下さい。写真データの提供についてもお受けいたします。
◆プロジェクト・展示についてのお問い合わせ先:
YCUコミュニケーション・デザイン・センター 西井
Tel. 045-350-4760 E-mail:snishii@yokohama-cu.ac.jp
1. 知らせるマスク・・・ウイルスを視覚化するマスク
マスクには、飛沫感染、接触感染によるウイルスの感染を抑える効果があります。特にこれらの感染は、人が大勢集まる場所で発生しやすくなります。この一見かわいく見えるデザインは、実は感染するウイルスをモチーフにしています。ウイルスそのものがデザインになることで、ブロックするウイルスを理解する。マスクのデザインそのものが、流行するウイルスを教えてくれる「広告」の役割を果たすことで、周りの人も感染予防の意識も高まります。物理的に感染を防ぐだけでなく、知覚的 にも機能することで感染を防ぐマスクです。
※この取り組みは横浜市立大学附属病院 感染制御部が監修協力しています。
※この取り組みは横浜市立大学附属病院 感染制御部が監修協力しています。
撮影は(株)アマナにご協力いただきました。https://amana.jp/
2. いないいない白衣
医師の着ている、白衣。元々この白には、汚れが目立つことで医療現場において清潔を保つという意味があります。しかし、子どもによっては「白衣=こわい」と感情が結びついてしまい、白衣を見ただけで泣いてしまう子どもも、少なくありません。実際、大人でも、緊張が理由で血圧があがる「白衣高血圧」という症状があります。この「いないいない白衣」は、緊張した医療現場の空気をやわらげるコミュニケーション・ツールとして、袖から飛び出した耳を裏返すと、大好きなカワイイ動物たちが、子どもの気持ちを落ち着かせます。
※刺繍は日本屈指の刺繍の産地、群馬県桐生市の(株)笠盛様にご協力いただきました。
(株)笠盛 概要
1877年(明治10年)群馬県桐生市にて創業。最先端の技術と、長い歴史に培われた昔ながらの職人の経験を組み合わせた、手作りの温もりある機械刺繍が特徴。数々の国内外のトップメゾンの刺繍ワークを手がけるだけでなく、刺繍をつかったオリジナルアクセサリーブランド「000(トリプルオゥ)」を展開する。http://www.kasamori.co.jp/
※刺繍は日本屈指の刺繍の産地、群馬県桐生市の(株)笠盛様にご協力いただきました。
(株)笠盛 概要
1877年(明治10年)群馬県桐生市にて創業。最先端の技術と、長い歴史に培われた昔ながらの職人の経験を組み合わせた、手作りの温もりある機械刺繍が特徴。数々の国内外のトップメゾンの刺繍ワークを手がけるだけでなく、刺繍をつかったオリジナルアクセサリーブランド「000(トリプルオゥ)」を展開する。http://www.kasamori.co.jp/
3. ナースバード・・・聴き上手なトリ型ロボット
ナースバードは、あなたの健康状態を聞き出すロボットです。相手の痛みや悩みを詳細に聞き出すことで、症状や状態を把握する「傾聴力」は医療の現場でも大切なチカラ。お医者さんや看護師さんの白衣を見るだけで緊張してしまう「白衣高血圧」の人でも、ちいさなロボットになら話せてしまう。遠くない未来、診察前にナースバードが事前問診を行い、カルテに反映。診察時間が短縮されることで、病院での待ち時間も減らせるかもしれません。是非、話しかけてみてください。
お問合わせ先
(YCU-CDCの取組について)
公立大学法人横浜市立大学
コミュニケーション・デザイン・センター
センター長・教授 武部 貴則 E-mail: ttakebe@yokohama-cu.ac.jp
助教 西井 正造 E-mail: snishii@yokohama-cu.ac.jp (取材対応窓口、資料請求など)
公立大学法人横浜市立大学
研究企画・産学連携推進課長 渡邊誠
Tel. 045-787-2510 E-mail: kenkyupr@yokohama-cu.ac.jp
公立大学法人横浜市立大学
コミュニケーション・デザイン・センター
センター長・教授 武部 貴則 E-mail: ttakebe@yokohama-cu.ac.jp
助教 西井 正造 E-mail: snishii@yokohama-cu.ac.jp (取材対応窓口、資料請求など)
公立大学法人横浜市立大学
研究企画・産学連携推進課長 渡邊誠
Tel. 045-787-2510 E-mail: kenkyupr@yokohama-cu.ac.jp