先端医科学研究センター先端医科学研究センター
search

横浜市立大学先端医科学研究センター 「コミュニケーション・デザイン・センター」が始動

2018.10.04
  • TOPICS
  • 研究
  • 地域
  • 医療

横浜市立大学先端医科学研究センター 「コミュニケーション・デザイン・センター」が始動

世界初の医科学研究機関におけるクリエイティブ研究拠点が横浜に!

横浜市立大学学術院医学群 先端医科学研究センター 武部貴則教授(東京医科歯科大学統合研究機構 教授・米シンシナティ小児病院 准教授)が提唱してきた「広告医学」という独自概念を発展させ、ヘルスケア分野のコミュニケーション課題解決を目指すクリエイティブ研究の拠点、「コミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)」を先端医科学研究センター内に、本年6月に設立し、この度本格始動となりました。

本学ではYCU-CDC設立以前より、武部教授を中心に「広告医学」の活動として、「運動不足の人に自然とやる気になってほしい」「食事のカロリーや塩分に気を付けてほしい」「病院の待ち時間が長いのが退屈」「感染予防のマスク着用がなかなか浸透しない」などのヘルスケアにおける身近な課題に、デザイン・アート・コピーライティング等の手法で解決を図る、数々のプロジェクトを立ち上げてきました(※Historyの資料参照)。

がんや生活習慣病などの克服を目指したトランスレーショナルリサーチを推進し、世界でも最先端の研究を行う先端医科学研究センターで、クリエイティブ手法を活用した新しい医科学研究を追究します。今後、クリエイター、医学者等の有識者より構成される異分野の専門家を外部アドバイザーとして招聘し、YCU-CDCのビジョン・ミッションを社会に発信していく予定です。
 ◆YCU-CDCの思い: Creativity for Cure-医療から社会を変える。

医科学研究の拠点においてクリエイティブ研究のための持続可能な開発体制を構築し、コミュニケーションの力を使って、ひとびとの健康や幸福に寄与すること、ひいては、超高齢社会に対応した新たな社会のあり方を提案することを目指しています。


◆YCU-CDCの試み

写真:YCU-CDCオフィス

◆YCU-CDCの取り組み

 本センターでは、ヘルスケア分野における様々なコミュニケーション課題に対して、

①仮説 → ②実験 → ③開拓

の3段階の検証をシームレスに繰り返すことを通じて、クリエイティブ手法を核としたコミュニケーション手法の最適化および持続可能な開発体制の構築を目指します。
◆今後の事業の一例「クリエイティブ・ホスピタル・プロジェクト」

横浜市立大学附属病院をフィールドに、病と向き合う活力を生む病院のコンセプトを発信。
クリエイティブな仕掛けを病院内に実装し、市民のみなさまに体験していただける企画です。

第1弾:知らせるマスク、いないいない白衣、ナースバード(11月予定)
第2弾:クリエイティブ・ホスピタル・ミュージアム(宙(そら)、11月予定)
第3弾:新・こころまちプロジェクト(12月頃予定)

※その後も定期的にコンテンツを配信していきます。


◆ロゴ・スローガン

お問合わせ先

(センターの取組について)

公立大学法人横浜市立大学 コミュニケーション・デザイン・センター
センター長・教授  武部  貴則    E-mail:ttakebe@yokohama-cu.ac.jp
助教                      西井  正造    E-mail:snishii@yokohama-cu.ac.jp  

(取材対応窓口、資料請求など)

公立大学法人横浜市立大学 研究企画・産学連携推進課長 渡邊  誠
Tel. 045-787-2510
E-mail:kenkyupr@yokohama-cu.ac.jp
  • このエントリーをはてなブックマークに追加