YCU 受験生ポータルサイト 横浜市立大学

YCU 受験生ポータルサイト

グローバルビジネスを学ぶ、海外インターンシップ!

YCUには世界各地に学生が飛び立つ多彩な海外インターンシッププログラムがそろっています。今年新たにインターンシップ先となった、オーストラリア、シンガポールのコニカミノルタ社のプログラムに参加した学生に話を聞きました。

YCU卒業生の協力により新たなインターンシップが実現

YCUでは、今年新たにコニカミノルタ社のオーストラリア・シドニー販社と、シンガポール販社をインターンシップ先として加え、8月に経営科学系の3名の学生がインターンシップ実習生として就業体験をしてきました。このインターンシッププログラムは、コニカミノルタ社の日本国内販社であるコニカミノルタジャパン株式会社の代表取締役社長であり、YCUの卒業生でもある原口淳社長(昭和54年商学部卒)のご協力により実現したものです。国際的なビジネスの現場に飛び込み、YCUの学生がどのようなことを体験し、感じ、成長したのかをレポートします。

今まで気づかなかった自分の強みが発見できた

加藤優衣さん(国際総合科学部 経営科学系3年)

シンガポールのKonica Minolta Business Solutions Asia Pte. Ltdでインターンシップを行った経営科学系3年の加藤優衣さんは、「B to B企業がどのように私たちの生活に関わっているのか、実務を通して学びたい」という思いからこのプログラムに参加したと言います。現地では複合機を扱う部署で販売管理担当に配属となり、売り上げの資料をまとめたり、粗利益の管理に携わったり、各地域別の売り上げを分析した後、販売戦略に生かす仕事をしました。分析した結果は、営業担当とのミーティングでもフィードバックされ、自分自身で出したアウトプットが他部署の戦略にも生かされることにやりがいを感じたと言います。この経験を通じて加藤さんは「自分とは異なる文化・背景を持つ人と前向きにコミュニケーションを取る姿勢が私の強みであることを発見できました。会計学で学んだことを生かしつつ、様々な職種にも目を向けて今後の就活の軸を考えていきたいです」と話してくれました。

加藤優衣さん(上)、ミーティングの様子(下)

加藤優衣さん(上)、ミーティングの様子(下)

波岡聖陽さん(上)、オフにマーライオンの前で(下)

波岡聖陽さん(上)、オフにマーライオンの前で(下)

働くとは、自分もみんなも幸せにすること

波岡聖陽さん(国際総合科学部 経営科学系3年)

同じくシンガポールのKonica Minolta Business Solutions Asia Pte. Ltdでの海外インターンシップに参加した経営科学系3年の波岡聖陽さんは、複合機のマーケティング部門で、月次会議の資料作成や週次の報告書作成、営業成績の優秀者に与えられるIncentive Tripの候補地の選定などに携わりました。波岡さんが今回のインターンシップを通じて学んだことは、「自分の今の力で最大限努力して成果を出す」ということの大切さだと言います。インターンシップの現場で英語や表計算ソフトのスキルが足りないと感じる場面でも、その中で最大限努力をしてその壁を乗り越えようとする姿勢を持ち続けることで、結果、良い成果をあげることができることを学び、自信につながったそうです。波岡さんはこのインターンシップを通じて「働くこととは、自分とみんなを幸せにする行動」であると感じたと言います。「商品の販売に関わる経験を通じて、商品を買ってくれたお客さんを幸せにすることができたなら、それが自分の幸せだと感じることができます。そう思える仕事であるかが、今後の就職活動での自分の指針になるのだと思います」と語ってくれました。

怖がらずに前に出る姿勢が大切だと気付いた

石田庄吾さん(国際総合科学部 経営科学系3年)

石田庄吾さんは、オーストラリア・シドニーのKonica Minolta Business Solutions Australiaで、人事部に配属され、社内の月間目標の管理や社内報の作成などに携わりました。石田さんは現地での就業体験を通じて、「沈黙は銀、雄弁は金」という考え方を得たと言います。初めての海外企業での就業体験で最初はわからないことだらけ。何もわからないまま黙ってじっとしていても誰も助けてはくれません。仕事は与えられたタスクをこなしていくことが大切だと思っていたそうですが、こちらから積極的に「教えてほしい」、「これをやりたい」とアクションをおこせば、周りから必要な情報やスキル、人脈を与えてもらえるということに気づき、姿勢が大きく変わったそうです。「日本に帰ってきてから、部活のミーティングなどでも、気づけば自分の意見をしっかり主張できるようになっていました。それまではそういうキャラクターじゃなかったんですが(笑)」と石田さんは話してくれました。このプログラムに参加して、何事も怖がらず積極的に自分から働きかける姿勢が身についたと言います。

石田庄吾さん(上)、現地のスタッフと一緒に(下)

石田庄吾さん(上)、現地のスタッフと一緒に(下)

3人が口をそろえて語っていたのが、このインターンシップに参加して「タフになった」ということでした。海外の企業の中で周りはすべて英語。実際のグローバルビジネスの現場で初めて就業体験を積んだ3人は、出発前に比べて明らかに成長し、自信をつけて帰ってきました。また、これからの就職活動に向けても、自分の職業観や目指すべき道を考える上で大きなヒントを得ることができたようです。

(2017/10/31)

PAGE
TOP