YCU 横浜市立大学
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教養ゼミ

大学での「研究」を知る

「大学での研究の第一歩目」になる科目です。

教養ゼミでは自らの疑問を「問い」として設定します。その問いについて、先行研究を調べたり、調査・実験などを通して実証し、自分なりの答えを見出します。そして、研究成果をクラスで発表し、議論します。最後に研究成果をレポートにまとめます。このサイクルを2回繰り返すことで、研究の基本形を理解していきます。

教養ゼミでは「大学におけるレポートの書き方」にも力を入れています。文章は担当教員により添削指導されますので、アカデミック・ライティングの技能を高めることができます。これは少人数クラスにも関わらず2名の教員が指導している教養ゼミだからできることです。さらに「情報リテラシー」で学んだデータ解析の方法を教養ゼミで実践したり、「YCUリベラルアーツ入門」の講義内容をグループで議論したりと、他の共通教養科目と連携しているのも本学の教養ゼミの大きな特徴です。

さらに教養ゼミでは研究倫理教育も行っています。研究活動を行う上でデータ改ざんやねつ造など不正は許されないことは誰もが知っているはずですが、企業が不正を行い、そのトップが謝罪している姿をニュースで目にするのはなぜでしょうか。研究の入り口に立つ1年生だからこそ、アカデミック・インテグリティ(大学における誠実な学びと研究)を教養ゼミで学ぶことは重要です。 

教育の継続性

本当に良い研究への道のりとは、長く険しいものです。したがって、教養ゼミだけで研究遂行能力を身につけることは困難です。経験を積むことで研究のための能力は身についていきます。そこで、本学では、1年生の後期に「基礎ゼミ」、2年生以降は専門ゼミへと継続的に研究活動を行い、最終年次に卒業研究を行います。研究倫理やアカデミック・ライティングもゼミを中心に継続的に学びます。

受験生のためのWEB マガジン ヨコ知リ!THE MOVIE

EPISODE1「卒業生が語る教養ゼミの魅力」

EPISODE2「教養ゼミの概要」

EPISODE3「教養ゼミの授業に潜入& 学生インタビュー」

YCUの教養教育