YCU 横浜市立大学
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2日目/7月15日(水)

開講式およびセッション(金沢八景キャンパス)

9:30より開講式が行われました。本学の岡田公夫副学長より、開講の挨拶の後、海外からの参加学生および教員に対して歓迎の言葉が述べられました。
本学学生による横浜市立大学の紹介が行われた後、参加学生の自己紹介がありました。
開講式に続いて会場となる金沢八景キャンパスのキャンパスツアーが行われました。キャンパスツアーはグローバル推進課・平井国際交流担当係長の案内で行われ、プログラム会場であるシーガル会議室を出た後、時計台を通り銀杏並木を抜け、総合体育館、グローバル推進課事務室のある本校舎等を見学しました。

Science Session 1: Trends of Service Science in Japan

講演者: 鴨志田 晃 教授 (横浜市立大学 国際マネジメント研究科 教授)

鴨志田教授の自己紹介に続き、サービス科学の概念についての講義が行われました。スライドを使いながら、日本の「おもてなし」サービスについて説明を始めると、ときおり海外学生が深くうなずきながらメモを取っていました。
日本の「おもてなし」サービスの代表例として旅館を取り上げ、また、新幹線でのサービスについても説明されました。鴨志田教授から、新幹線は時間に正確で、事故をこれまで一度も起こしたことがないという説明があると、海外学生から「おー」という驚きの声があがっていました。

約1時間の講義のあとの質疑応答では、まずサンウェイ大学の学生から、続いてサリー大学のChu氏から質問がありました。どちらも日本企業における従業員の満足度に関しての質問であり、海外学生、教員ともに日本における雇用形態と、日本人の働き方について深い関心を持っていることが分かりました。

Science Session 2: Trends and Challenges of Politics and Economy in Asian countries

講演者: Dr. Reuben Mondejar (香港城市大学 准教授)
アシスタント: Dr. Chris Chu (英国・サリー大学)
モデレーター: 大西 純 教授(横浜市立大学 国際マネジメント研究科 教授)
自己紹介に続き、Mondejar准教授 は象やライオン、トラなどの写真やイラ ストを示しながら、それらがだまし絵で あると説明をされ、物事を思い込みで 見ることの誤りについて述べられました。
また、「Strategic way of behavior and comparative value」について、アジア文化と西洋文化を対比させながら説明され、特に、アジア文化は「恥」の文化、西洋文化は「罪」の文化であることを強調されました。
「Science Session 2」の終了後、最終日(7月18日(金))のプレゼンテーションのためのグループ分けが行われました。各グループには、日本ともう1つ国をテーマとして取り上げ、グローバル化の観点からその2つの国を比較してプレゼンテーションをするよう、プログラム・コーディネーターである大西教授から指示がありました。

第7回 サイエンス・サマープログラム 2015Science Summer Program