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婦人科

診療の特徴・特色

当科では思春期から老年期までの全ライフステージの女性のトータルヘルスケアの実践を目指し、女性のヘルスケア、婦人科良性腫瘍および悪性腫瘍を含めた広く全般的な診療を行っています。
思春期の月経異常、成年期の子宮内膜症や子宮筋腫、更年期障害、老年期の骨盤臓器脱や骨粗鬆症などに対して、ホルモン療法を中心とした薬物療法や低侵襲である子宮鏡・腹腔鏡による手術を積極的に取り入れています。
手術が必要な子宮筋腫、良性卵巣腫瘍、子宮内膜症、異所性妊娠、不妊症等に対しては腹腔鏡下手術を可能な限り第一選択としています。また、特に子宮筋腫に対しては大きさ、症状、妊娠のご希望などを慎重に考慮し、腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術、子宮動脈塞栓術(UAE)など多様な選択肢より最適な治療をご提供できるように体制を整えています。不妊症を合併する子宮筋腫や子宮内膜症に関しても連携を取りながら診療しています。

毎週火曜日の午後は「女性ヘルスケア・内分泌外来」の専門外来を設けております。この外来では、がん治療にともなう医原性の卵巣機能不全やターナー女性などの性分化疾患、摂食障害や原発性無月経などによる低エストロゲン症の患者さんに対して骨の健康、妊孕性維持など予防医学的なアプローチによる診療ができる体制を整え、専門医による治療を提供しております。

主な対象疾患及び治療実績

2022年手術件数:622件

腹腔鏡手術

343件(悪性腫瘍に対する準広汎子宮摘出術21件、子宮全摘出173件、子宮筋腫核出術34件、卵巣腫瘍摘出術103件、異所性妊娠11件、など)

子宮鏡下手術

44件(子宮内膜ポリープ30件、子宮粘膜下筋腫14件、など)

開腹手術

75件(子宮全摘術26件、準広汎子宮全摘術13件、悪性腫瘍に対する広汎子宮全摘術3件、子宮付属器悪性腫瘍手術12、卵巣腫瘍手術9件、など)

腟式手術

204件(円錐切除術99件、子宮全摘術8件、など)

専門外来

毎週火曜日 午後:女性ヘルスケア・内分泌外来
第1、第3月曜日 午後:内分泌外来

紹介予約の方法(初診予約)

お申込みいただける方
医療機関からの予約または患者さん・ご家族からの予約
初診受付日
月・火・木・金 紹介予約制

・紹介予約制外来となっておりますので、必ず紹介状をご準備いただき、ご予約をお取りください。
・横浜市立大学産婦人科では附属病院、市民総合医療センター(母子医療センター、生殖医療センター、婦人科)の4ヶ所で診療分担をしています。

その他

地域医療連携への取り組み

・産婦人科3区(西・中・南)医会の共催
・横浜ART研究会共催
・神奈川産婦人科内視鏡研究会(年2回)
・ジャーナルセミナー(毎週月曜日8時00分~9時00分、近隣の開業医にオープンにしている)
・横浜市大産婦人科研究ワークショップ(年数回、近隣の病院、開業の医師を招待し研究会を開催)

関連リンク

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