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救急救命士採用のご案内

横浜市立大学附属市民総合医療センター高度救命救急センターでは、医師、看護師等とともに活躍する救急救命士を新たに採用します。

当院の高度救命救急センターは、地域の救急医療の「最後の砦」として、緊急性の高い患者さんや重症患者さんを集約し、24時間体制で救急医療を行っています。重傷外傷、熱傷、切断肢、中毒、意識障害、呼吸/循環不全などの疾患の年間搬入患者数は1,500人以上であり、横浜横須賀地域の医療機関からの転院搬送が多いことが当センターの特徴です。センター病院という名の通り、横浜市南区だけでなく、地域の医療機関と連携し、広い範囲から重症患者の集約を行っています。

高齢化の更なる進展に伴い救急搬送の需要が増大する中、救急医療に対して当院の果たす役割はさらに重要となることが想定されます。こうした中、当院高度救命救急センターにおいて、医師の働き方改革や救急外来における看護師等の負担軽減並びに医療安全を含めた救急患者さんの安全安心な受け入れにつなげることを目的として、救命救急処置を行う専門職である救急救命士を新たに採用します。
医師・看護師・事務職員らと協働により救急外来の効率化、各職種の負担軽減を期待するだけではなく、将来的には医療安全体制充実への貢献、院内の医療安全活動(RSTやRRT)、学外研修者の研修プログラム策定や実地研修への関与など活躍の場を段階的に拡充していくことを計画しています。
当院として新たな職種となるため、当初は「有期雇用職員」として採用します。なお、救急救命士としての業務の確立や配置効果等が検証できた段階で、総合職(常勤職員)として、新たに採用や増員することも検討しています。

今回の採用は、横浜市の3次救急医療機関としてできる限り多くの救急患者さんの診療にあたれるよう、救急救命士として、その一躍を担っていただくものです。さまざな挑戦に、一緒に取り組む仲間を歓迎します。

主な業務

当院での救急救命士は、下記業務を担っていただくことを想定しています。
当院として初めての採用となるため、医師らと協働で段階的に業務を拡充していくことを計画しています。

◎救急専用回線電話対応(日勤帯のみ):ER医師と連携し、応需・不応需の判断、事例の記録・一覧化して報告
◎連絡調整・事務補助:ERからの転送調整、統計入力
◎病院救急車運用に関する業務:消防署からの要請による現場出動、転院搬送、災害派遣等段階的に、救急部門における業務遂行サポートの範囲を広げていく予定です。

部門からのメッセージ

2021年に救急救命士法が改正されました。今後病院内でも救急救命士の活躍が期待されます。これを受けて我々も救急救命士を新規に雇用し、医療現場のパートナーとして新しい体制整備を進めることとなりました。
新規採用となる救急救命士には従来医師が担ってきた業務のタスクシフトのみでなく、教育、地域連携、院内の医療安全など、従来の概念を超えて新しい体制を一緒に創っていける、そのような人材を期待しています。
新しい時代の救急医療を創るべくともに頑張りましょう!

高度救命救急センター長  竹内 一郎

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