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早期の抗てんかん薬処方が変性性認知症の発症リスク低下と関連
—医療ビッグデータ解析より報告—

2025.01.30
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  • 研究

早期の抗てんかん薬処方が変性性認知症の発症リスク低下と関連

—医療ビッグデータ解析より報告—

横浜市立大学大学院医学研究科 脳神経外科学の池谷 直樹助教と、同学データサイエンス学部の阿部 貴行准教授(研究当時)らの研究グループは、全国のレセプトデータベース(National Data Base:NDB)を用いて行なった解析により、抗てんかん薬がてんかん(脳異常放電で発作を反復する状態)発症よりも早期に処方されていた患者は、そうでない患者に比べて、変性性認知症(アルツハイマー病などの神経変性による認知症)発症リスクが低下する可能性を示唆するデータ(内服vs非内服群=7.6% vs 12.9%)を報告しました。
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