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看護学科4年生の坂口華さんが、第37回神奈川母性衛生学会学術集会にて、優秀演題賞を受賞!

2024.02.16
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「助産所で勤務する助産師の視点から捉えた周産期メンタルヘルス支援における地域連携の困難感」を卒業研究として取り組んだ内容を学会発表

医学部看護学科4年生の坂口華さんが、2024年2月3日(土)にワークピア横浜で開催された第37回神奈川母性衛生学会学術集会において、卒業研究として取り組んだ「助産所で勤務する助産師の視点から捉えた周産期メンタルヘルス支援における地域連携の困難感」を発表し、優秀演題賞を受賞しました。
受賞者
医学部 看護学科4年生

坂口さかぐち 華  はな さん

指導教員
篠原 枝里子 助教   医学部看護学科
中村 幸代    教授   医学研究科看護学専攻 助産学分野

発表題目 
「助産所で勤務する助産師の視点から捉えた周産期メンタルヘルス支援における地域連携の困難感」

坂口さんと共著者の先生方(左から竹内先生、篠原先生、坂口さん、中村先生、飯田先生)

共著者
中村   幸 代  教 授  (医学部看護学科)
竹内   翔 子  講 師  (医学部看護学科)
飯田   真理子准教授  (医学部看護学科)
篠原   枝里子助 教  (医学部看護学科)


今回受賞した研究内容について坂口さんに解説していただきました。
本研究は、助産所で支援を行う助産師の視点から周産期メンタルヘルス支援における地域連携の困難感を明らかにすることを目的として行った研究です。神奈川県内の助産所に勤務する助産師を対象にインタビューを行い、その内容を分析しました。本研究より、地域の支援機関が積極的に連携し切れ目のない支援を行うためには、情報共有方法の改善や、共通認識を持ち、支援を行うための場づくりを含めた連携方法の検討が必要であると分かりました。また、妊娠期から継続した支援体制の構築や精神保健との連携の強化、各支援機関の役割の明確化を進めることで地域連携において生じている困難感が軽減され、地域のメンタルヘルス支援の向上に繋がる可能性があることが考えられました。
 
坂口さんのコメント
今回の研究テーマについては大学院進学後にさらに発展させていく予定です。周産期メンタルヘルスの向上に向けて、これからも研究に取り組んでいきたいと思います。
本研究にご協力くださいました皆様に心より感謝申し上げます。

 
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