中枢神経系悪性腫瘍に対する 術中統合診断システム“i-ID”の開発に成功
2023.10.20
- プレスリリース
- 研究
中枢神経系悪性腫瘍に対する 術中統合診断システム“i-ID”の開発に成功
横浜市立大学 大学院医学研究科 脳神経外科学教室 立石健祐准教授(主任研究員)、林貴啓大学院生、山本哲哉教授、同大学生命医科学研究科 創薬再生科学研究室、同大学附属病院病理部を中心とした研究グループは、中枢神経系悪性腫瘍が疑われた患者さんの腫瘍病変に対して手術中に病理診断と分子診断を行い、結果を迅速に統合化することで、検体採取からわずか90分で正確な診断が可能となるシステム“i-ID”(intraoperative-Integrated Diagnosis)を開発しました。
本システムは、術中の手術法の選択のみならず、術後の化学療法、放射線治療の早期導入につながるとともに、次世代の個別化医療に向けた基盤的検査ツールとなることが期待されます。本研究成果は、米国癌学会学術誌「Clinical Cancer Research」に掲載されました。(2023年10月18日オンライン)
本システムは、術中の手術法の選択のみならず、術後の化学療法、放射線治療の早期導入につながるとともに、次世代の個別化医療に向けた基盤的検査ツールとなることが期待されます。本研究成果は、米国癌学会学術誌「Clinical Cancer Research」に掲載されました。(2023年10月18日オンライン)