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ミエリンタンパク質ゼロの変異が難病シャルコー・マリー・トゥース病を引き起こすメカニズムを解明

2023.09.26
  • TOPICS
  • 研究
  • 理学部

ミエリンタンパク質ゼロの変異が難病シャルコー・マリー・トゥース病を引き起こすメカニズムを解明

横浜市立大学大学院生命医科学研究科 機能構造科学研究室の坂倉正義准教授、高橋栄夫教授、高エネルギー加速器研究機構の田辺幹雄特任准教授、産業技術総合研究所の三尾和弘ラボチーム長らの研究グループは、シャルコー・マリー・トゥース病(Charcot-Marie-Tooth Disease:以下、CMT)の原因タンパク質の一つであるミエリンタンパク質ゼロ(Myelin Protein Zero:以下、MPZ)が脂質二重膜を接着するメカニズムおよびCMTを引き起こす変異がMPZの機能と構造に与える影響を原子レベルで明らかにしました。本研究成果を起点として、難病であるCMTの治療方法、治療薬の開発が進むことが期待されます。
本研究成果は、バイオサイエンス分野の学術雑誌『Structure』に掲載されました。(日本時間 9月11日付)
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