D-STEPプログラム「行政課題解決PBL」に感謝状が贈呈されました
2022.01.27
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~D-STEPプログラムが、ガールスカウトの課題解決に貢献~
横浜市立大学は、データサイエンス学部とデータサイエンス研究科を有する大学として、東京理科大学・明治大学と3大学共同で実施される、文理融合・実課題解決型データサイエンティスト育成プログラム「YOKOHAMA D-STEP(Data ScienTist Educational Program)」(以下、D-STEP)を実施しています。
D-STEPは、国が定める大学等における履修証明制度に該当する履修証明プログラム*1で、主として社会人向けに広く開放している教育プログラムです。
D-STEPの開講科目「行政課題解決PBL*2」(以下、PBL)では、データに基づく課題解決のプロセスを学び、実際の課題に取り組みます。今年度の講義では、各グループに分かれ、クライアントへのインタビューやアンケートなどの質的・量的調査を行い、講義やeラーニングで得た知識や手法をもとに、課題解決策の策定・提言をまとめて、プレゼンテーションを行います。
今年度の講義において、公益社団法人ガールスカウト日本連盟(以下、ガールスカウト)のデータ分析チームから提起された、新規加盟者の獲得という実際の課題に対し、「ガールスカウト募集の効果的な広報」というテーマを設定し、調査に基づいたチラシの作成と、ランダム化比較試験(A/Bテスト)による効果検証を行いました。このPBLにおける課題解決に向けた成果が、ガールスカウト運動の発展に協力したとして、本学に感謝状が贈呈されました。
PBLでは、ガールスカウトの課題の一つである「会員数の減少」に注目し、ターゲットを小学1年生~3年生に設定しました。受講生は、ターゲット層の保護者へのインタビュー結果とアンケート調査の分析し、その結果を踏まえてリーフレットを作成の上、ガールスカウトのデータ分析チームにプレゼンテーションを行いました。最終的には効果検証の結果もまとめてフィードバックしています。
その後、ガールスカウトのデータ分析チームは、全国のガールスカウト都道府県連盟の役員を対象としたオンラインプレゼンテーションを実施し、300名近い参加者に対して、D-STEPでの成果内容を説明し、評価されました。
D-STEPは、今後も実課題の解決に必要な能力の素地を総合的に養う講義を進めていきます。
D-STEPは、国が定める大学等における履修証明制度に該当する履修証明プログラム*1で、主として社会人向けに広く開放している教育プログラムです。
D-STEPの開講科目「行政課題解決PBL*2」(以下、PBL)では、データに基づく課題解決のプロセスを学び、実際の課題に取り組みます。今年度の講義では、各グループに分かれ、クライアントへのインタビューやアンケートなどの質的・量的調査を行い、講義やeラーニングで得た知識や手法をもとに、課題解決策の策定・提言をまとめて、プレゼンテーションを行います。
今年度の講義において、公益社団法人ガールスカウト日本連盟(以下、ガールスカウト)のデータ分析チームから提起された、新規加盟者の獲得という実際の課題に対し、「ガールスカウト募集の効果的な広報」というテーマを設定し、調査に基づいたチラシの作成と、ランダム化比較試験(A/Bテスト)による効果検証を行いました。このPBLにおける課題解決に向けた成果が、ガールスカウト運動の発展に協力したとして、本学に感謝状が贈呈されました。
PBLでは、ガールスカウトの課題の一つである「会員数の減少」に注目し、ターゲットを小学1年生~3年生に設定しました。受講生は、ターゲット層の保護者へのインタビュー結果とアンケート調査の分析し、その結果を踏まえてリーフレットを作成の上、ガールスカウトのデータ分析チームにプレゼンテーションを行いました。最終的には効果検証の結果もまとめてフィードバックしています。
その後、ガールスカウトのデータ分析チームは、全国のガールスカウト都道府県連盟の役員を対象としたオンラインプレゼンテーションを実施し、300名近い参加者に対して、D-STEPでの成果内容を説明し、評価されました。
D-STEPは、今後も実課題の解決に必要な能力の素地を総合的に養う講義を進めていきます。
「行政課題解決PBL」担当教員<田栗正隆先生のコメント>
ガールスカウト日本連盟様から感謝状をいただき、大変光栄に思います。ガールスカウト日本連盟様には「実課題解決型の教育プログラム」というPBLの趣旨をご理解いただき、毎回の講義においても適切なフィードバックを下さり、ご協力に深く感謝しております。引き続き、実践的な教育プログラムの開発に取り組んでいきたいと考えています。
参考
*1履修証明プログラム
学校教育法第105条及び学校教育法施行規則第164条の規定に基づき、大学が特別に社会貢献等を 趣旨として、主として社会人向けに体系的な教育プログラムを開設し、その修了者(120時間以上の履修を完了する者) に対し、学長名の履修証明を交付するものです。
*2 PBL(Project-Based Learning)
課題解決型学習。自ら問題を発見し、解決する能力を養う教育手法です。
学校教育法第105条及び学校教育法施行規則第164条の規定に基づき、大学が特別に社会貢献等を 趣旨として、主として社会人向けに体系的な教育プログラムを開設し、その修了者(120時間以上の履修を完了する者) に対し、学長名の履修証明を交付するものです。
*2 PBL(Project-Based Learning)
課題解決型学習。自ら問題を発見し、解決する能力を養う教育手法です。