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データサイエンス学部 小野陽子 准教授が、日本統計学会で統計教育賞を受賞。

2021.06.25
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データサイエンス学部 小野陽子 准教授が、第 17 回 日本統計学会で統計教育賞を受賞しました。

Women in Data Science (WiDS)において日本初のアンバサダーを務める小野陽子 准教授らを中心とした活動が、
①従来の縦割り領域を横断し、ジェンダー問題に限らず、社会全般にイノベーションをもたらす産学官のプラットフォームとしての機能を果たしている。
②SDGs(持続可能な開発目標)とデータサイエンスを融合させ、包摂性を取り入れた活動として多くの人材をデータサイエンス分野にいざなう取組である。
③ワークショップ、ハンズオン、アイデアソン等の方法を通じてデータからストーリーを語ることに重点を置いている。
などの、優れた特徴を有しており、統計学及びデータサイエンスの幅広い普及・啓発に大きく貢献する意義深いものであることから、日本統計学会統計教育賞にふさわしいものであると評価され、受賞に至りました。

小野陽子 准教授からのコメント

この度、第17回統計教育賞をいただきましたこと、光栄に存じます。
統計に限らず,データサイエンス教育への社会における重要さに改めて感じ入っております。
日本におけるWiDSの活動は,データサイエンス学部を有する本学から始まり、産官での開催へと広がりました。それは、学会とは異なり、データサイエンスに関わる様々な方々を巻き込み、未来社会を見据えたプラットフォームとして成長しております。
本学の教員のみならず、事務局の皆様、参加学生、そして、思いを一つにする学外の産官学の関係者のご支援があっての成果です。
これからも多くの皆様にご参加いただきたいと思います。

参考

Women in Data Science (WiDS):
2015年に米国スタンフォード大学を中心として始められた世界的な活動であり、データサイエンス分野で活躍する女性が中心となって、データサイエンスの意義、面白さを広く伝え、性別に関係なくデータサイエンス分野で活躍する人材を育成することを目的としている。
日本では、小野陽子 准教授が日本初のアンバサダーに就任し、2018年からWiDS TOKYO@Yokohama City Universityを開始。各地でそれぞれのアンバサダーを中心に、シンポジウムなどが開催されている。
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