AMED採択課題「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬開発のための実用的な予後予測・治療スコアの開発と社会実装」に取り組みます。
2021.01.29
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AMED採択課題「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬開発のための実用的な予後予測・治療スコアの開発と社会実装」に取り組みます
横浜市立大学では、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和2年度新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬開発推進のための技術開発等」として、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬開発のための実用的な予後予測・治療スコアの開発と社会実装(研究代表者:横浜市立大学学術院医学群 救急医学 主任教授 竹内一郎)」を医療法人沖縄徳洲会湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(東京都港区)、東レ株式会社(東京都中央区)との産学連携で実施します。
2020年5月に、本学救急医学 竹内一郎教授、西井基継講師を中心とする研究グループは、AMED新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進事業(課題名:COVID-19患者層別化による医療資源の最適分配とアウトカム向上)に採択され、COVID-19の患者さんの重症化を予測する”層別化”の研究に取り組んでまいりました。その結果、治療薬開発の際に重要となる、重症化の予後予測のための複数のバイオマーカーを発見いたしました(学術論文投稿中)。今回採択された研究課題は、先の研究で得られた知見を社会に還元するため、本学学術院医学群 臨床統計学の山本紘司准教授や、湘南鎌倉総合病院、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社、東レ株式会社と共同で、①臨床情報、予後予測のバイオマーカーを組み込んだ、予後予測・治療スコアリングシステムの開発、②スコアリングシステムを用いた、実用的かつ”目に見える”定量的アプリケーションの開発と有用性の検証を行います。本事業によって、予後予測・治療スコアを組み込んだアプリケーションシステムの社会実装が実現すれば、医療資源の適切な分配に大きく寄与することが期待されます。
現在、国内感染拡大の第3波でCOVID-19の患者さんが急増し、まさに限られた医療資源が枯渇しかねない状況にあります。本事業を通じて、科学的根拠に基づいた患者さんの”層別化”を行うためのツールを開発し、医療崩壊を防ぐために、社会への実装化を早急に進めることを目指します。
2020年5月に、本学救急医学 竹内一郎教授、西井基継講師を中心とする研究グループは、AMED新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進事業(課題名:COVID-19患者層別化による医療資源の最適分配とアウトカム向上)に採択され、COVID-19の患者さんの重症化を予測する”層別化”の研究に取り組んでまいりました。その結果、治療薬開発の際に重要となる、重症化の予後予測のための複数のバイオマーカーを発見いたしました(学術論文投稿中)。今回採択された研究課題は、先の研究で得られた知見を社会に還元するため、本学学術院医学群 臨床統計学の山本紘司准教授や、湘南鎌倉総合病院、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社、東レ株式会社と共同で、①臨床情報、予後予測のバイオマーカーを組み込んだ、予後予測・治療スコアリングシステムの開発、②スコアリングシステムを用いた、実用的かつ”目に見える”定量的アプリケーションの開発と有用性の検証を行います。本事業によって、予後予測・治療スコアを組み込んだアプリケーションシステムの社会実装が実現すれば、医療資源の適切な分配に大きく寄与することが期待されます。
現在、国内感染拡大の第3波でCOVID-19の患者さんが急増し、まさに限られた医療資源が枯渇しかねない状況にあります。本事業を通じて、科学的根拠に基づいた患者さんの”層別化”を行うためのツールを開発し、医療崩壊を防ぐために、社会への実装化を早急に進めることを目指します。
研究課題
事業名:新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業
課題名:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬開発のための実用的な予後予測・治療スコアの開発と社会実装」
研究体制
代表機関: 公立大学法人横浜市立大学研究代表者:横浜市立大学学術院医学群 救急医学 主任教授 竹内一郎
分担研究機関:
医療法人沖縄徳洲会湘南鎌倉総合病院
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
協力企業:東レ株式会社
実施予定期間
令和3年1月29日~令和4年3月31日
問い合わせ先
広報室 担当課長 上村一太郎Tel:045-787-2414
E-mail:koho@yokohama-cu.ac.jp