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コロンビア大学の島田悠一先生をお招きして特別講演会を開催しました。

2018.07.04
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開催報告

平成30年6月27日(水)、福浦キャンパスヘボンホールにおいて、コロンビア大学の島田悠一先生をお招きして特別講演会を開催しました。

講演では「米国における卒前卒後臨床教育の実際」と題して、ご自身が医学部生として臨床留学を経て米国でのマッチングに挑戦し、ニューヨークにて初期研修を行った経験談に基づき、日米の卒後臨床教育の違いや臨床研修終了後の進路についてお話をいただきました。
左 横浜市立大学 市民総合医療センター高度救命救急センター 助教 小川史洋先生  
当日は、多くの医師、学生が参加し、メモを取りながらプレゼンテーションを熱心に聞き入る姿が印象的でした。救急医学 小川先生よりコーネル大学での研究留学についてご紹介いただいた後、ディスカッション形式で行われた質疑応答では、予定していた時間を超過し、活発な質問がなされました。
ニューヨーク・コロンビア大学循環器内科 助教授・指導医/肥大型心筋症センター研究主任 島田悠一先生
最後に島田先生より、かかる時間、費用や労力を考慮すると「米国臨床留学とは両刃の剣である」という前提はあるが、卒業後には多様な進路が開かれていることから、興味があればぜひ挑戦してほしいとのメッセージをいただきました。講演会終了後も学生や若手医師が個別に相談に訪れるなど非常に有意義なセミナーとなりました。

セミナー概要

日時:平成30年6月27日(水)18:00~19:30
場所:横浜市立大学 福浦キャンパスヘボンホール
主催:横浜市立大学救急医学教室/横浜市立大学医学会 (共催:医学教育センターグローバル推進部門/医学教育推進部門)
参加者:61名(教員23名、学生28名、その他10名)
次第
第一部 講演「米国における卒前卒後臨床教育の実際」
講師 島田 悠一 先生
(ニューヨーク・コロンビア大学循環器内科助教授・指導医/肥大型心筋症センター研究主任)
第二部 ディスカッション「基礎から臨床まで-有意義な海外留学のために-」
ファシリテーター 
竹内 一郎 先生
(横浜市立大学 医学部救急医学 教授/ 市民総合医療センター高度救命救急センター長)
ディスカッサー 
島田 悠一 先生
(ニューヨーク・コロンビア大学循環器内科助教授・指導医/肥大型心筋症センター研究主任)
小川 史洋 先生
(横浜市立大学 市民総合医療センター高度救命救急センター 助教/前コーネル大学研究室 )

公立大学法人横浜市立大学 医学教育推進課 医学国際化等担当

tel045-787-2980 

mailycumedgl@yokohama-cu.ac.jp

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