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首相官邸で表彰式!第1回医療研究開発大賞を受賞

2017.12.21
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首相官邸で表彰式!第1回医療研究開発大賞を受賞

YCUの医学群臓器再生医学 武部貴則准教授が、第1回日本医療研究開発大賞において、日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞を受賞。その表彰式が12月13日に総理大臣官邸にて執り行われました。 
武部准教授に代わって列席した谷口教授に、安倍首相からねぎらいの言葉をかけられました(左)谷口教授、(右)安倍首相 武部准教授に代わって列席した谷口教授に、安倍首相からねぎらいの言葉をかけられました(左)谷口教授、(右)安倍首相
日本医療研究開発大賞は今年度創設されたもので、健康・医療戦略推進本部の本部長である安倍晋三内閣総理大臣により表彰されるものです。我が国のみならず世界の医療の発展に向けて先導的に取り組み、その実用化に向けて画期的な成果を収めるなど、研究開発の推進に多大な貢献をした事例に贈られます。

その中で、今回武部准教授が受賞したのは、「日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞」。「ヒトのミニ肝臓を創出する革新手法の開発」に対する功績が評価され受賞につながりました。

武部准教授は、「臓器の原基(ミニ臓器)」という発想に着目。臓器の初期段階は比較的単純な発生過程をたどるため、この段階の臓器形成プロセスであれば人工的に再現可能であるという仮説を立てました。その結果、ヒト肝臓の原基(ミニ肝臓)をiPS細胞から誘導する革新的な細胞操作技術を確立し、このミニ臓器を体内に移植することで肝疾患を治療するミニ臓器移植という新しい治療概念を打ち出しました。
将来は様々なミニ臓器を作製することへの応用や、新たな肝疾患治療法の確立が期待されます。
 
 
授賞式の様子(上)、受賞者の方々(下) 授賞式の様子(上)、受賞者の方々(下)
表彰式には臓器再生医学教室の谷口英樹教授が代理で出席。武部准教授に代わって、日本医療研究開発機構(AMED)の末松誠理事長より表彰状を授与されました。

表彰式では冒頭、安倍晋三内閣総理大臣より挨拶とお祝いの言葉が述べられ、我が国の医療の発展のため、受賞者へ大きな期待を込めて激励が寄せられました。表彰式終了後は受賞者全員と記念撮影が行われ、首相から列席した谷口教授にねぎらいの言葉をかけられる場面もありました。

武部先生、谷口先生、本当におめでとうございます!
 
武部貴則准教授 武部貴則准教授

武部貴則准教授のコメント

この度、第1回日本医療研究開発大賞 日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞という大変栄誉ある賞を受賞致しました。

私のような未熟者をこのような名誉ある賞に選んでいただけたということは、一重にこれまで育ててくださった谷口先生をはじめとする横浜市立大学の諸先生方および事務関係者のみなさま、横浜市関係者のみなさま、JST/AMEDのみなさま、そして、何より一緒に研究を遂行してくれている研究チームのみなさまのおかげと考えております。そのような日夜共に研究を支えてくださった沢山の関係者の皆様に本賞を捧げ、この場を借りて心より感謝申し上げたく思います。

一方、私の夢でもある、患者さんに希望を与えられるような新たな治療を作りたい、という観点からは、まだまだ道半ばといえます。今後、この受賞を契機に研究を大幅に加速し、私達の技術で患者さんを助ける日を一日も早く実現できるよう、研究開発を進めていく所存です。関係者のみなさまにおかれましては、今後もより一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう何卒お願い申し上げます。
武部准教授に代わって参列された谷口教授 武部准教授に代わって参列された谷口教授

谷口英樹教授のコメント

武部先生、大賞受賞おめでとうございます!我々の研究レベルの高さと社会的期待の大きさが認められた結果だと思います。
これからも、人間社会に歴史的な大変革をもたらすような画期的な成果を目指しましょう‼
 
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