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韓国の慶熙大学校の学生が、地域貢献活動の取材のためYCUを訪れました!

2017.07.28
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韓国の慶熙大学校の学生が、地域貢献活動の取材のためYCUを訪れました!

韓国の慶熙(キョンヒ)大学校は、ソウル市に所在する学生数およそ25,000人の私立の総合大学です。今回、慶熙大学校から4人の学生とスタッフ1名の計5名がYCUを訪れ、二日間にわたりYCUのCOC事業について取材を行いました。
今回訪日した4人の学生は、慶熙大学校で「学生新聞放送局」に所属する学生たちで、YCUが取り組むCOC事業や地域貢献活動について、教員や地域貢献担当のスタッフへのインタビューやCOC事業拠点の視察などの取材を行い、大学に戻って学内教職員向けの新聞や映像ニュースなどでYCUの取り組みについて発信する予定だということです。
YCUのCOC事業を取材する目的は、ソウル市の政策により大学による地域貢献活動を推進する動きの中で、今回初めておよそ20の大学の事業提案に市の補助金が交付されることが決まり、慶熙大学校もその大学の一つとなったということです。今後、慶熙大学校が大学のリソースを使って、どのような貢献活動に結び付けられるかを考えていく中で、横浜でCOC事業を推進するYCUのことを知り、取材をすることになったそうです。


初日

初日は、金沢八景キャンパスを訪れ、国際都市学系の鈴木伸治教授(都市社会文化研究科長)によるCOC事業の概略の説明や、YCUの取り組む様々な地域貢献活動について説明が行なわれ、その後質疑応答とディスカッションを行いました。学生からは、「大学として地域貢献を行うメリットは何か」といった質問や、韓国の大学生の就職活動の厳しい現状などをふまえて、「地域貢献活動は日本の学生にとってどのような意義があるのか」などの質問が飛び交い、真剣に鈴木先生の話に耳を傾けていました。また、YCUのボランティア支援室に登録している学生数の多さに驚いていたようでした。 

二日目

二日目は、横浜市金沢区並木のUDCN並木ラボを訪れ、実際にラボを見学しながら国際都市学系の三輪律江准教授へのインタビューが行われました。三輪先生からは金沢シーサイドタウン周辺の街の成り立ちの話から街が抱える課題、並木ラボの現在の活動、未来の展望などについて説明を受け、学生たちは実際の並木ラボの雰囲気を感じながら興味深く話を聞いていました。また、並木ラボに向かう途中の区画整備がされた並木の街並みの美しさに、皆感心していました。

取材を終えて

今回の取材を引率したスタッフの車(チャ)官鎬さんは、「非常に参考になりました。大学のある街の活性化にここで学んだことが活かせれば。」と話してくれました。
YCUの推進する地域貢献活動が隣国の韓国でも注目され、7月の上旬にはソウル市からの視察団も受け入れました。本学の教員や学生の取り組みが海を越えて高く評価されたことは、YCUにとってとても嬉しいことです。今回の出会いをきっかけに、慶熙大学校のこれからの活動により周辺地域がますます活性化し、発展することを願っています! 
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