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カリフォルニアオフィス山崎所長をお招きして、「医学国際化セミナー」を開催しました

2016.12.07
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  • グローバル

開催報告

平成28年11月25日(金)、福浦キャンパス先端医科学研究棟503会議室において、医学国際化セミナーが開催されました。
今回は「カリフォルニアオフィスのミッション及び国際産学官連携イノベーションの可能性について」と題し、本学カリフォルニアオフィス所長、薬理学客員教授の山崎裕子先生よりお話をいただきました。
カリフォルニアオフィス所長 山崎裕子 先生
カリフォルニアオフィスの理念や設立に至った経緯などが説明された後、来年度、横浜市との姉妹都市提携60周年を迎えるサンディエゴにおける連携の可能性などが示唆されました。続いて、アメリカの医療を取り巻く状況や、医療機関や基礎研究実施機関と連携したビッグデータの利活用を通じた個別化医療の提供などが紹介されました。併せて山崎先生の研究内容について紹介があり、アメリカでは保険や医療費負担の問題から、画像診断ではなくリキッドバイオプシー(体液による非侵襲的な診断法)の開発が盛んであることが説明されました。

会場の様子
講演終了後には活発な質疑応答がなされ、カリフォルニアオフィスの活動や国際産学官連携についての関心の高さが伺えました。また、複数の疾患について本学との国際共同研究の検討を目的とした打合せが予定されており、今後の連携についての発展性を感じられる有意義なセミナーとなりました。  

セミナー概要

日時:平成28年11月25日(金)17:00~18:00
場所:横浜市立大学 福浦キャンパス先端医科学研究棟 503会議室
参加人数:23名
演題:
「カリフォルニアオフィスのミッション及び国際産学官連携イノベーションの可能性について」
【トピックス】

  • カリフォルニアオフィス設立の経緯と理念
  • サンディエゴのポテンシャル
  • 米国の医療トレンド~プレシジョン医療の中心地~
  • 米国先行型の疾患について
  • リキッド・バイオプシーの可能性
    (対象疾患:NASH<非アルコール性肝炎>、セリアック病、IBD<炎症性腸疾患>、TBI<Traumatic Brain injury>、熱帯性感染症<ジカ熱等>)

医学国際化セミナー

医学国際化セミナーでは学内外における国際化の取組について紹介すると共に、海外における研究留学などにご興味のある学内外の皆様に交流の場を提供し、国際化を推進することを目的としています。

公立大学法人横浜市立大学 学務・教務課 医学国際化担当

tel045-787-2980 

mailigakubu@yokohama-cu.ac.jp

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