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教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること

教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること

横浜市立大学における教員養成の目標

幅広い知識と多面的な視点をもち、一定の英語力を備え、学問研究の手法を身につけ、特定の専門分野について深い専門的知識を持つ教員を育成する。また、教職にふさわしい資質能力を養い実践力を備えた教員を育成することを目標とする。

目標を達成するための計画

1.幅広い知識と多面的な視点を持つ教員を育成するための計画

共通教養科目の中の総合講義、実践科目、課題探究科目などで学問横断的に学ぶことによって、多面的な視点と幅広い知識を獲得する。

2.一定の英語力を備えるための計画

Practical Englishの授業により、「読む・聞く・話す・書く」といった総合的なスキルを磨くことによって、知的活動を英語によって行える能力を身につける。

3.学問的技法を修得させるための計画

必修の教養ゼミおよび基礎ゼミで、双方向教育により大学での学びの技法を身につける。

4.深い専門的知識を持つ教員を育成するための計画

各学部における専門科目の学びを通して、深い専門的知識を獲得する。

 英語免許状取得の場合の特色
 人文科学・社会科学・国際関係などを広く専門的に学ぶ。英語以外(英語も可)の専門分野のテーマで卒論を書くことができる。そこで、教科書などの英語教材の文章の内容に関する深い理解をもとにした英語の指導が可能となる。

 理科免許状取得の場合の特色
 物理学・化学・生物学・地学の分野を総合的に理解した上で、自然現象を「物質」と「生命」の観点から多角的に考えることにより、自然科学に関する広い視野・知識と専門的な知識を持つ教員を育成する。

 数学免許状取得の場合の特色
 数学そのものを学ぶほかに、物質の構造・性質・反応などの研究やグローバル経済・金融経済などの研究と関連づけて学ぶことによって、数学の実用的・応用的側面をふまえた数学教員を育てる。
 ※令和4(2022)年度入学者まで教員免許状の取得が可能です。

5.教職にふさわしい資質能力と実践力を備えた学生を育成するための計画

教職課程の履修学生数は毎年度50~60名程度で、他大学と比べて教職科目の受講学生数が比較的少人数のため、アクティブラーニングを多く行っている。学生時代にアクティブラーニングを体験すると、教職に就いたときにそれを実践・発展させることが容易である。
教職課程履修学生には、本学の「ボランティア支援室」や横浜市・神奈川県教育委員会と連携して、学校・子どもに関わるボランティアを紹介・奨励している。教育実習の他に、学校の教育活動に参加したり、子どもへの学習支援や生活支援の経験を積むことによって、教職に必要な実践力を高める。
横浜市の教育委員会と連携して教員養成を行う。特に、4年次の教職必修科目の教職実践演習では、横浜市教育委員会の指導主事がゲスト講師として指導している。他に、横浜市立学校からの派遣教員が、教育実習の事前事後指導に協力している。

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