森山 卓 / MORIYAMA Taku
研究紹介
数理統計学とは,データ分析がうまくいく,または分析結果が正しいといえるための理屈を説明する学問です.どうしたら予測の精度が上がるのか,またどんなことがデータ分析で可能なのかということについて考えます.なかでもノンパラメトリック統計学と極値統計学を専門にしています.ノンパラメトリック統計とは,わかりやすく言えば機械学習,ディープラーニングのことです.極値統計学とは,ひとことで言えば「データが無いくらい極端な事象」の発生確率を推定するという問題で,今まで一回も起きたことがなく,確率が0 ではないがほとんど0 である事象の発生確率をどうしたら推定できるか,を考える学問です.このような事象としては災害などの危機が該当し,「大規模リスク」を見積もることと関連します.
このような「大規模リスク」の見積もりは,極値統計学を使っても難しいことがわかっています.そこで,まだよくわかっていない,ノンパラメトリック統計を用いた「大規模リスク」の推測可能性などについて研究しています.応用としては,さまざまな分野におけるリスク評価のみならず外れ値や異常値の評価,発生確率の極めて低い事象の定量的評価を含みます.
そのほか,さまざまな分析手法について,数理統計学をもとにした新しい方法論の検討や提案,実際のデータへの応用について研究しています.
このような「大規模リスク」の見積もりは,極値統計学を使っても難しいことがわかっています.そこで,まだよくわかっていない,ノンパラメトリック統計を用いた「大規模リスク」の推測可能性などについて研究しています.応用としては,さまざまな分野におけるリスク評価のみならず外れ値や異常値の評価,発生確率の極めて低い事象の定量的評価を含みます.
そのほか,さまざまな分析手法について,数理統計学をもとにした新しい方法論の検討や提案,実際のデータへの応用について研究しています.
研究室紹介
2024年度現在,研究室には学部生が12名,大学院生が4名在籍していて,数理統計学や実データ分析に関連する研究をしています.分析にあたっては,既存のライブラリを使うだけではなく,方法の背景や数学的な理屈の理解を目指しています.
一人一人研究テーマは異なりますが,研究仲間としてお互いの研究を尊重し,建設的な議論ができるような研究室を目指しています.新メンバーの参加をお待ちしています.
一人一人研究テーマは異なりますが,研究仲間としてお互いの研究を尊重し,建設的な議論ができるような研究室を目指しています.新メンバーの参加をお待ちしています.
コンタクト
moriyama.tak.lu[at]yokohama-cu.ac.jp
*メールアドレスの[at]を@に変更の上、ご連絡ください。
*To contact, please replace [at] with @ in the email address below.
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