大学院生の髙橋 哲朗さんが、第17回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2025)で学生プレゼンテーション賞を受賞!
2025.05.01
- TOPICS
- 学生の活躍
COVID-19感染拡大が救急活動時間に与える影響を分析
データサイエンス研究科データサイエンス専攻博士前期課程1年の髙橋 哲朗さんが、2025年2月27日~3月4日に福岡市で開催された第17回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2025)において、「新型コロナウイルス感染症の流行が与える東京都内の救急活動時間への影響」について発表し、学生プレゼンテーション賞を受賞しました。

受賞者
データサイエンス研究科データサイエンス専攻
博士前期課程1年(受賞当時)
髙橋 哲朗さん
指導教員
データサイエンス研究科データサイエンス専攻
戸田 浩之教授(知能情報学)
受賞内容
第17回データ工学と情報マネジメントに
関するフォーラム(DEIM2025)
学生プレゼンテーション賞
発表題目
新型コロナウイルス感染症の流行が与える東京都内の救急活動時間への影響
データサイエンス研究科データサイエンス専攻
博士前期課程1年(受賞当時)
髙橋 哲朗さん
指導教員
データサイエンス研究科データサイエンス専攻
戸田 浩之教授(知能情報学)
受賞内容
第17回データ工学と情報マネジメントに
関するフォーラム(DEIM2025)
学生プレゼンテーション賞
発表題目
新型コロナウイルス感染症の流行が与える東京都内の救急活動時間への影響
今回の発表内容について髙橋さんに解説していただきました。
本研究は、近年延伸傾向にある救急活動時間の変化について、新型コロナウイルスという特定の傷病を切り口に分析を行ったものです。これまでの新型コロナウイルスが救急活動に与える影響を調査した研究では、救急活動全体の傾向を俯瞰的に捉えるものが多くみられましたが、本研究では東京消防庁が保有する詳細な救急搬送データを用い、新型コロナウイルス関連事案とそれ以外の事案に分類。救急活動の各区分における所要時間や、感染拡大の時期に応じて活動時間の変化を追跡しました。こうした視点からの分析は、本研究が初の試みとなります。本研究を通じて得られた知見は、今後の救急医療体制の最適化や、新たな感染症発生時における効率的な救急リソース配分の指針となることが期待され、都民の命を守るための重要な基盤となる可能性を秘めています。
本研究は、近年延伸傾向にある救急活動時間の変化について、新型コロナウイルスという特定の傷病を切り口に分析を行ったものです。これまでの新型コロナウイルスが救急活動に与える影響を調査した研究では、救急活動全体の傾向を俯瞰的に捉えるものが多くみられましたが、本研究では東京消防庁が保有する詳細な救急搬送データを用い、新型コロナウイルス関連事案とそれ以外の事案に分類。救急活動の各区分における所要時間や、感染拡大の時期に応じて活動時間の変化を追跡しました。こうした視点からの分析は、本研究が初の試みとなります。本研究を通じて得られた知見は、今後の救急医療体制の最適化や、新たな感染症発生時における効率的な救急リソース配分の指針となることが期待され、都民の命を守るための重要な基盤となる可能性を秘めています。


髙橋 哲朗さんのコメント
このたび、初めての学会発表の場で学生プレゼンテーション賞をいただくことができ、大変嬉しく思っております。日頃よりご指導をいただいている戸田先生、学会発表に向けてご協力いただいた研究室の皆さまに、深く感謝申し上げます。救急データを活用した課題解決への取り組みは道半ばではありますが、今後も社会に価値を還元できるような研究を目指し、精進してまいります。
指導教員 戸田 浩之教授のコメント
受賞、おめでとうございます。救急搬送時間の短縮という喫緊の社会課題に対し、COVID-19という大きな社会的影響を及ぼした事象を切り口に分析を行った本研究は、大変意義のあるものだと考えています。一方で、この分野にはまだ多くの検討課題が残されており、目標の実現にはさらなる努力が必要です。これまで積み重ねてきた日々の研鑽を今後も継続し、社会に具体的な価値をもたらす研究へと発展させていくことを期待しています。
このたび、初めての学会発表の場で学生プレゼンテーション賞をいただくことができ、大変嬉しく思っております。日頃よりご指導をいただいている戸田先生、学会発表に向けてご協力いただいた研究室の皆さまに、深く感謝申し上げます。救急データを活用した課題解決への取り組みは道半ばではありますが、今後も社会に価値を還元できるような研究を目指し、精進してまいります。
指導教員 戸田 浩之教授のコメント
受賞、おめでとうございます。救急搬送時間の短縮という喫緊の社会課題に対し、COVID-19という大きな社会的影響を及ぼした事象を切り口に分析を行った本研究は、大変意義のあるものだと考えています。一方で、この分野にはまだ多くの検討課題が残されており、目標の実現にはさらなる努力が必要です。これまで積み重ねてきた日々の研鑽を今後も継続し、社会に具体的な価値をもたらす研究へと発展させていくことを期待しています。