大学院生の川端智紀さんが、第17回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2025)で学生プレゼンテーション賞を受賞!
2025.05.01
- TOPICS
- 学生の活躍
大規模言語モデルを活用した交通予測手法を提案
データサイエンス研究科データサイエンス専攻博士前期課程1年の川端 智紀さんが、2025年2月27日~3月4日に福岡市で開催された第17回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2025)にて、「テキスト埋め込みを利用したマルチモーダル交通予測モデル」をテーマに発表し、学生プレゼンテーション賞を受賞しました。

受賞者
データサイエンス研究科データサイエンス専攻
博士前期課程1年(受賞当時)
川端 智紀
指導教員
データサイエンス研究科データサイエンス専攻
戸田 浩之教授(知能情報学)
受賞内容
第17回データ工学と情報マネジメントに
関するフォーラム(DEIM2025)
学生プレゼンテーション賞
発表題目
テキスト埋め込みを利用したマルチモーダル交通予測モデル
データサイエンス研究科データサイエンス専攻
博士前期課程1年(受賞当時)
川端 智紀
指導教員
データサイエンス研究科データサイエンス専攻
戸田 浩之教授(知能情報学)
受賞内容
第17回データ工学と情報マネジメントに
関するフォーラム(DEIM2025)
学生プレゼンテーション賞
発表題目
テキスト埋め込みを利用したマルチモーダル交通予測モデル
今回の発表内容について川端さんに解説していただきました。
本研究は、都市の複数地点における交通量や交通速度などを、テキストデータを活用して予測することを目的としています。従来の交通量・交通速度の予測研究では、過去の交通量といった数値データや、曜日などのカテゴリデータが主に用いられてきました。しかし、テキストデータは、数値やカテゴリで表現しきれない情報を含む可能性があります。そこで本研究では、数値データ・カテゴリデータに加え、テキストデータを数値ベクトルに変換した上で統合し、テキストデータを予測に活用する手法を構築しました。これにより、より多様な情報を取り入れた予測が可能となりました。
本研究は、都市の複数地点における交通量や交通速度などを、テキストデータを活用して予測することを目的としています。従来の交通量・交通速度の予測研究では、過去の交通量といった数値データや、曜日などのカテゴリデータが主に用いられてきました。しかし、テキストデータは、数値やカテゴリで表現しきれない情報を含む可能性があります。そこで本研究では、数値データ・カテゴリデータに加え、テキストデータを数値ベクトルに変換した上で統合し、テキストデータを予測に活用する手法を構築しました。これにより、より多様な情報を取り入れた予測が可能となりました。
川端 智紀さんのコメント
このたびは、学生プレゼンテーション賞をいただき、大変光栄に思います。この場をお借りして、日頃よりご指導をいただいている戸田先生、そして多くの刺激と示唆をあたえてくださる研究室の皆さまに、心より感謝申し上げます。なお、本研究テーマには、まだ改善の余地があると考えております。今後も、より学術的・社会的に価値のある成果を目指して、引き続き研究に邁進してまいります。
指導教員 戸田 浩之教授のコメント
受賞、おめでとうございます。川端君は学部時代から交通予測に関する研究に取り組んでおり、昨年の受賞研究をさらに発展させる形で、今回は最新の大規模言語モデルを活用し、多様な情報を統合することで、高精度な予測を可能とする手法を確立しました。着実な成長の成果であると感じています。一方で、研究としてはまだ道半ばであります。社会に具体的な価値をもたらす成果を生み出すためには、今後もさらなる探究と工夫が求められます。引き続き研鑽を重ね、実社会への貢献につながる研究を展開していくことを期待しています。
このたびは、学生プレゼンテーション賞をいただき、大変光栄に思います。この場をお借りして、日頃よりご指導をいただいている戸田先生、そして多くの刺激と示唆をあたえてくださる研究室の皆さまに、心より感謝申し上げます。なお、本研究テーマには、まだ改善の余地があると考えております。今後も、より学術的・社会的に価値のある成果を目指して、引き続き研究に邁進してまいります。
指導教員 戸田 浩之教授のコメント
受賞、おめでとうございます。川端君は学部時代から交通予測に関する研究に取り組んでおり、昨年の受賞研究をさらに発展させる形で、今回は最新の大規模言語モデルを活用し、多様な情報を統合することで、高精度な予測を可能とする手法を確立しました。着実な成長の成果であると感じています。一方で、研究としてはまだ道半ばであります。社会に具体的な価値をもたらす成果を生み出すためには、今後もさらなる探究と工夫が求められます。引き続き研鑽を重ね、実社会への貢献につながる研究を展開していくことを期待しています。