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学生の活躍
~アイデアチャレンジ最優秀賞受賞!~

今回は、2021年2月に開催された「第1回よこはまアイデアチャレンジ」にて応募総数131件の中から最優秀賞に選ばれた学生チーム「ReLife」のメンバー 関 芳実さんと菊原 美里さんによこはまアイデアチャレンジについてお伺いしました!


※国際総合科学部 経営科学系は、2019年4月に国際商学部に改組されました。


「よこはまアイデアチャレンジ」とはどのようなコンテストか、簡単に教えて下さい。

関さん:横浜市に、既成概念を突き破っていく若手起業家を輩出する文化を創りたいという想いからはじまった、30歳未満を対象としたビジネスコンテストです。テーマは「自由」。2020年11月からエントリーが開始され、2021年2月末に最終選考が行われました。入賞者には、賞金(500,000円)の他、シェアオフィス利用券などが授与されます。今年度は総数131件の応募がありました。

菊原さん:よこはまアイデアチャレンジは、まさに「横浜をもっとよくするためのアイデア」を持ち寄るコンテストです。多くのビジネスコンテストは収益や実現可能性を明確にしたビジネスモデルを競いますが、アイデアベースのプランでも応募可能なコンテストで小学生の参加も多くありました。多様なアイデアの芽を評価して形にするという段階を重視したコンテストです。


「よこはまアイデアチャレンジ」に参加した、きっかけを教えて下さい。

関さん:当時、起業プランニング論を大学で受講していました。この授業は、アイデアからビジネスモデルを構想し、ブラッシュアップを重ねて、最終的にビジネスコンテストに応募する授業です。担当の芦澤美智子先生にいくつかのビジネスコンテストをご紹介いただいたうちの1つで、自分たちのゆかりある横浜を中心としたビジネスコンテストはとても魅力的だったため、応募を決意しました。

菊原さん:興味のあった「まちづくり」の分野で出会った、カレンダー循環のプロジェクト(企業で不要となったカレンダーを需要がある高齢者施設へ配布し、廃棄物を循環させるプロジェクト)がきっかけです。当時、関や他のメンバーが受講していた「起業プランニング論」を私は受講していなかったのですが、カレンダープロジェクトから想起したアイデアを一緒に考えていたので、チームにジョインしました。


参加するうえでどのような準備や活動をされたか、教えて下さい。

関さん:アイデアをビジネスモデルとして成立させるために、チームメンバーと何度も話し合いを重ねました。また、机上だけではなく、実際に現場に足を運ぶことも大切にしました。企業の担当者の方をヒアリングし、倉庫を見せていただくなど、現場目線でアイデアを形にできるようにしました。また、プレゼンを複数人に見ていただき、フィードバックをもらうことで、初めてビジネスモデルの内容を聞く人にも伝わりやすいように改善を繰り返しました。

菊原さん:ビジネスモデルを9つの項目からまとめるフレームワーク「リーンキャンバス」でアイデアをブラッシュアップしていきました。私たちのビジネスモデルは、モノをもらう人が費用を負担しない部分に収益性の難しさがありました。様々なビジネスコンテストに参加する中で審査員にフィードバックをもらい、それを着実に修正していくことを意識していました。また「現場の声」を知っていることは強みになります。現場において肌で感じた課題はモチベーションにもなりました。


最優秀賞に選ばれた時のお気持ちを教えて下さい。

関さん:チーム名が呼ばれたときは、思わず泣いてしまいました。まさか、応募数131件の中から1番に選ばれるなんて驚きでした。前回のコンテストでは3位で悔しい思いをしていたので、本当に嬉しかったです。最優秀賞ももちろん嬉しかったのですが、様々な分野の専門家である審査員の方が「社会的に意義がある」と講評してくださったことが何よりも嬉しかったです。同時に課題についてもアドバイスしていただき、次に進むべき方向が見えて、前向きな気持ちになることができました。

菊原さん:準備に時間をかけてきたので絶対に選ばれたい気持ちがありましたが、発表の瞬間はとても緊張していたので緊張の糸が切れたような感覚でした。他のアイデアの発表を聞いて、最優秀賞をとれるか不安になってきていたので、名前を呼ばれた時は本当に嬉しかったです。また私たちのアイデアが認められた、やってきたことが間違ってなかったという安心感がありました。


この記事を読んでくれている受験生に向けて、メッセージやアドバイスがあればお願いします!

関さん:ぜひ「一歩踏み出す勇気」を持ってください。小さな一歩の積み重ねが、大きな一歩になります。私が踏み出して良かったと思うのは、「起業プランニング論という授業を受講する」一歩です。専攻とは全く関係なく、単位取得難易度にも左右されず、シラバスを見ておもしろそうと思い、履修を決めました。この一歩を踏み出した先に、コンテストの出場がありました。大学に入学するという大きな一歩を踏み出した先に、たくさんの「一歩」が待っていると思います。ぜひ、自分の心躍る一歩を選んで、踏み出してみてください。その先に、また新しい一歩があるはずです。

菊原さん:目の前にあることを精一杯頑張ることが大事だと思います。周りの状況に焦っていろいろ始めたくなると思いますが、目の前にある自分が興味のあることに注力すれば、やりたいことで勝負できるようになります。自分の可能性を信じてチャレンジしたら結果はついてくると思うので、結果が出るまでコツコツ精一杯、頑張ってください。応援しています!


学内にてフードサイクルを実施

2人は今年4月にStockBaseという会社を立ち上げ、企業で不要となったものを社会福祉団体へ寄付する事業を行っており、廃棄物削減に向けて奮闘しています。
まだ食べることのできる災害備蓄食を配布するフードサイクルも行っており、学内で学生向けに実施した当日は約600食が、わずか13分で引き取られたそうです。


ヨコ知リ!1問1答! 受験生時代のことをお聞きしました。

関 芳実さん     
① YCUをいつ頃知った?              
 高校2年生の春                     
② なぜYCUを選んだ?               
 医療経営を学びたかった・雰囲気が好きだった      
③ 1番勉強した場所・時間帯
 高校の自習室
④ 勉強中のリラックス方法は?
 外の空気を吸う(短時間の散歩等)
⑤ 勉強中、よく聴いた曲は?
 Mrs.GreenApple「In the morning」 

菊原 美里さん
① YCUをいつ頃知った?
 高校2年3学期
② なぜYCUを選んだ?
 高校の先生がお勧めしていたから。指定校枠があったから
③ 1番勉強した場所・時間帯
 塾、学校終わり
④ 勉強中のリラックス方法は?
 音楽を聴く
⑤ 勉強中、よく聴いた曲は?
 もののけ姫のサントラ


「ヨコ知リ!」アンケート(締め切りました)

ご回答いただいた方の中から抽選でYCUオリジナルグッズをプレゼント! 当選者の発表はグッズの発送をもって代えさせていただきます。 ※グッズの指定はできません。

(2021/07/16)

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