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学生の活躍
~防災に取り組むYCU生!~

地球温暖化にともない水害や土砂災害は深刻さを増しています。また、各地で地震等も多く発生しています。こういった自然災害の被害が、いつ自分の身にふりかかるか分かりません。しかし、対策を十分にしているとは言い切れない方が多いのではないでしょうか。私たちは防災について関心を持ち、自分の暮らしを守るための行動が求められています。
今回、取材した国際教養学部に所属する鈴木 彩寧(スズキ アヤネ)さん、宮澤 夏海(ミヤザワ ナツミ)さん、田中 美羽(タナカ ミワ)さんたちは、防災力向上のための株式会社大川印刷主催の勉強会をYoutubeを使用してライブ配信しました。企業でのインターンを通じた実践的な学びをご紹介します。

国際教養学部 鈴木 彩寧さん、宮澤 夏海さん、田中 美羽さん(写真左から)
なぜ、防災に関するライブ配信を実施することになったのか、教えてください。

私たちは「株式会社大川印刷」でインターンを実施することになり、自分たちが考えている社会課題として、防災に対する活動と食品ロスについて提案し、企画を進めました。
社員の方々とコミュニケーションをとっていく中で9月1日の防災の日を迎え、改めて防災について見直そうということになり、災害時の行動計画などを考えるシミュレーション形式の社内イベントを開催しました。
そのイベントの際に、社内だけにとどめずに社外にも発信しようと考え、YouTubeでのライブといった形で横浜駅周辺をテーマに防災を学び、対策を考えるための動画配信をすることになったという流れです。

なぜテーマを「横浜駅周辺」にしたのですか。

大学があるのが横浜市ということで、自分たちが普段から密接に関わっている場所として「横浜駅」を選択しました。
横浜市立大学国際教養学部の都市学系でまちづくりや防災に関して学んでいる学生ならではの視点で、予想されている災害の種類、避難所などを自分たちで調べ、発表することで、より身近に感じてもらえるかな?という考えもあります。

今回の取り組みを実施するうえで、大変だったことや苦労したことは何ですか。
ライブ配信の様子                      学生3人と大川印刷 営業部 企画・デザイン 吉川侑里さん(一番右)

8月からインターンを開始させていただき、社内イベントやフードドライブの活動、セミナーへの参加、今回のイベントの準備から実際の配信まで4カ月の中で、学業やアルバイトとの両立もあり、かなり忙しかったです。
作業を進めていく中では、大川印刷の社員の方にも沢山アドバイスを頂戴しましたし、自分たちも何度もオンラインで打ち合わせをしました。配信に使用するための動画の撮影は、現地まで足を運び撮影、編集、プレゼンテーションの準備なども自分たちで行いました。
また、ライブ配信においては、一方的な配信にならないようにコメント機能などを活用したり、内容も自分たちで1から調べたりして、大変でしたが、短期間で沢山の良い経験ができたと感じます。


この動画に興味を持ってくれている方へメッセージをお願いします。
鈴木さん(所属:鈴木伸治ゼミ)

鈴木さん:横浜駅に来たことがある人、普段、横浜駅を使っている人がどれだけ危機感を持てるかというのが大事だと思いますので、そのメッセージが伝わってくれたら嬉しいです。漠然と危ないと感じるのではなく、自分の身に起こる事だという「リアルさ」というのを改めて感じて、想像してほしいと思います。

宮澤さん(所属:石川永子ゼミ)

宮澤さん:動画を作るにあたって、自分たちの目で見て、感じたことを伝えるという点を特に意識しました。実際に配信を見に来てくださった方もそこが良かったと言ってくれたので、見る際に注目してほしいです。動画をただ見て終わるのではなく、最近地震も多く、東日本大震災から10年という節目でもあるので、自分事として捉えて、考えてほしいと思います。

田中さん(所属:後藤寛ゼミ)

田中さん:私は二人と違って防災関係のゼミではないので、防災については一般の方と同じ感覚で、地震などがあった際に「怖い」と感じ、そのまま一過性の気持ちで終わっていました。そこをどう行動に移すかというのが今回のテーマでした。今回の動画は、0からでも学べるものになるように意識して作ったので、私たちと一緒に学んでいる気持になって見てほしいと思います。

今回の取り組みを通して、自分から主体的に動くこと、協力、コミュニケーションなどの重要性を学んだと動画でも語っている3人。通常の座学だけでは得られない貴重な経験により、学びを深めたようです。


ヨコ知リ!1問1答!
そんな3人も少し前までは高校生。皆さんに受験時代のことをお聞きしました。

①YCUをいつ知った?
鈴木さん:高校1年
宮澤さん:高校2年
田中さん:高校1年

②なぜYCUを選んだ?
鈴木さん:キャンパスののんびりした雰囲気と留学制度に惹かれたから
宮澤さん:横浜生まれ横浜育ちで大学も横浜で学びたかったし、自分がやりたいことを実現できる環境が整っていると感じたから
田中さん:勉強してみたかったまちづくりが学べる学部があったから

③試験前日の過ごし方は?
鈴木さん:たっぷり睡眠
宮澤さん:プレゼンテーションの練習(AO入試)
田中さん:いつも通り

④センター試験の結果はどうだった?
鈴木さん:得点できた科目も、駄目だった科目もどちらも
宮澤さん:得意・不得意な教科で差があった
田中さん:英語以外は微妙

⑤試験当日のマストアイテムは?
鈴木さん:カイロ
宮澤さん:太宰府天満宮のお守り
田中さん:鉛筆と受験期を共に過ごした愛用シャーペン

⑥おすすめ参考書
鈴木さん:vintage
宮澤さん:日本史B一問一答、Next Stage
田中さん:英単語帳の「鉄壁」、世界史選択の人は資料集

⑦1番勉強した場所・時間帯
鈴木さん:高校の自習スペース
宮澤さん:塾の自習室
田中さん:塾の自習室

⑧試験当日の失敗談
鈴木さん:英語のリスニングの機械の使い方がわからず、かなり焦ってしまいました
宮澤さん:2次試験終了後、面接室を出るときにかばんを部屋に忘れてしまいました(笑)
田中さん:失敗談ではないけど、隣の人が来なくて空席でなんか動揺した気がします(笑)

⑨受験勉強中のリラックス方法は?
鈴木さん:ほっとゆずを飲むこと
宮澤さん:同じ状況の友人と話
田中さん:自分に小さなご褒美

⑩その当時の将来の夢は?
鈴木さん:外国で働きたいと思っていました
宮澤さん:横浜において、外国につながる子どもたちが安心して暮らせるようにすること
田中さん:空間とか建物とかに関わる仕事がしたいなぁ

最後に、受験生の皆さんにメッセージをお願いします

鈴木さん:3年間を振り返ってみて、ゼミ・部活・留学・インターンシップなど、この大学に入ったからこそ、挑戦できたことがいくつもありました。誰にでもたくさんのチャンスが用意されていて、自分なりのペースで取り組めるところがこの大学の良いところだと思っています。悩むこともたくさんあると思いますが、乗り越えた先には、自分次第でいくらでも成長できる自由なキャンパスライフが待っていると思いますので、ぜひ最後まで頑張ってください!応援しています!

宮澤さん:受験勉強をしている中で、不安に感じることもたくさんあると思いますが、最後まで諦めず自分を信じて頑張ってください!応援しています!

田中さん:横浜市立大学って、他の大学と比べて規模が小さいよな…なんて思っていませんか??確かに、生徒数やキャンパスの大きさで比べるとそう感じられるかもしれません。ですが、その分市役所であったり、地域に根ざした企業など、いろんな場所との深い深い繋がりがあります。自分の行動次第で様々な場所に飛び込める環境であり、生徒数が少ない分出会った仲間との関係も深められることが私的横市の推しポイントです!!是非、横浜市立大学でたくさんの経験を楽しみましょう!皆さんのご入学をお待ちしています!

(2021/12/24)

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