

歴史の現場を学び、自分が成長できた日々
留学プログラム参加のきっかけと、体験内容を教えてください
小学生の頃から英語を習っていて、英語が得意だったので、自然と海外への興味を持つようになりました。大学に入ったら留学をしたいとずっと考えていたので、充実した交換留学プログラムがあることもYCUを志望した理由でした。
ポーランドを選んだのは、移民やジェンダー問題に関心があり、それらの課題を深く学べる環境がヨーロッパにあると考えたからです。授業は英語で行われ、フランス人やスペイン人など、さまざまな国の留学生と共に学ぶグローバルな環境でした。

留学先の講義や活動で、興味深かったことは何ですか?
興味深かったのは、「Trauma, Silence and Denial in Cultural Memory」という授業です。この授業では、ホロコーストをはじめとする歴史的な悲劇の記憶と、それによるトラウマについて学びました。ポーランドは、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の舞台となった場所です。滞在先のクラクフという都市にはかつてユダヤ人居住区だった地区があり、その地区へのフィールドワークを行いました。また、個人的にアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所にも足を運び、悲惨な歴史が風化しないよう、語り継がれていくことの重要さを感じました。
留学先の講義や活動で、興味深かったことは何ですか?
興味深かったのは、「Trauma, Silence and Denial in Cultural Memory」という授業です。この授業では、ホロコーストをはじめとする歴史的な悲劇の記憶と、それによるトラウマについて学びました。ポーランドは、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の舞台となった場所です。滞在先のクラクフという都市にはかつてユダヤ人居住区だった地区があり、その地区へのフィールドワークを行いました。また、個人的にアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所にも足を運び、悲惨な歴史が風化しないよう、語り継がれていくことの重要さを感じました。
学校以外で、思い出に残っていることは何ですか?
留学中は寮で生活し、食事はスパゲッティなどを自炊していました。また、ロンドンへの2泊3日の一人旅は、特に思い出深い経験です。それまで一人で旅行をしたことがなかったのですが、航空券やホテルを自分で手配し、予定を決めて外国を旅するのは大きな挑戦でした。無事に旅を終えたことで自信につながり、行動の幅が広がったように感じています。そのロンドンでは、舞台『千と千尋の神隠し』の公演を観ました。日本の作品が海外でも深く愛されていることを実感し、感動したのを覚えています。ちなみに、ポーランドでは連日30度くらいの暑さでしたが、ロンドンは凍えそうなほど寒くて、気温の違いに驚いたのも良い思い出です(笑)。
参加後の変化について教えてください!
留学前は移民やジェンダーに興味を持っていましたが、ホロコーストについて学んだことで、研究の対象としてそういった歴史的なトラウマ体験を語り継ぐ文学にも関心を持つようになりました。メンタル面では、一人で海外で暮らした経験を通じて、以前よりも自信を持って行動できるようになったと感じています。また、自分ではあまり意識していませんが、友人から「明るくなった?」、「こんなに喋るタイプだったっけ?」と言われることがあり、性格にも少し変化があったのかもしれません。
留学で学んだことを、これからどのように活かしていきますか?
留学中は、日本では当たり前に手に入る日本語の雑誌や本が手に入らない環境でしたが、それが逆に雑誌や本の魅力に気付かされた気がします。一人で過ごす時間が多かったので、自分の好きなことがより明確になり、卒業後の進路を考えるうえでも、その興味をさらに深めていきたいと思うようになりました。また、英語は話す機会がないと忘れてしまうと感じているので、これからも継続的に学び、将来の仕事にも活かしていきたいです。すでにオンライン英会話を始めるなどしています。
受験生へのメッセージをお願いします!
YCUはコンパクトな大学なのに、交換留学など留学の選択肢がたくさんあるのが魅力です。普段の学生生活でも、学ぶことのできる分野が幅広いので自分の興味や知識の幅が広がり、刺激的で有意義な学生生活を送ることができます! YCUの素敵な先輩方がみなさんをお待ちしています。辛いときもあるかもしれませんが、明るい未来に向けて受験を頑張ってください!

■おおよその学費
YCU:50万 留学先:免除
■おおよその金額
渡航費:23万
<生活費/月>
家賃・公共料金3万
食費4万
交際費2万
通信費5千
娯楽費(洋服等)1万
その他生活費1万
計11万5千円