YCU 受験生ポータルサイト 横浜市立大学

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早くから興味のある研究に打ち込める環境


YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか?

幼少期から親の仕事の関係でタイに住んでいたので、常夏の気候のもとで日差しの強さを日常的に感じ、紫外線が健康に与える影響について関心を持つようになりました。そのうち、紫外線や有害化学物質がヒトや環境に与える影響を研究したいと考え、理学部への進学を決めました。 YCUの理学部では、「理数マスター育成プログラム」を活用することで、1年次から研究室に参加できる環境が整っていることも大きな決め手になりました。実際に本プログラムに参加し、1年次から研究を進めています。また、英語教育に力を入れており、一定の英語能力が進級要件に含まれている点も決め手でした。高校はインターナショナルスクールに進学していたので、せっかく身につけた英語力を維持し、さらに向上させたいと考えていたからです。YCUなら英語に特化した独自のPE(Practical English)という授業をはじめ、英語を使う機会が多いことも大きな魅力でした。


現在、学んでいることについて教えてください!

1年次は、英語や科学の基礎を固めるとともに、他学部向けの授業も履修し、幅広い分野の知識を学びました。他学部の学生と学ぶ機会もあり、視野が広がりました。2年次以降は、物質化学・生命環境・生命医科学の3分野に分かれ、より専門的な学びを深めていきます。自分は生命環境分野を選択し、ヒトの生命現象だけでなく、環境との密接な関係についても理解を深めています。特に勉強になる授業は「課題提案型演習」で、担当教員のもとで英語の論文を読み、その内容を5~6人のグループで発表します。発表の準備はもちろん、他の学生の発表を聞いて質疑応答を行うことで、プレゼンテーションの技術が磨かれ、先端研究動向を把握する力も得られました。情報量の多い英語の論文を読むスキルも身に付き、今後の研究活動にも大いに役立つと感じています。


課外活動で打ち込んでいることはありますか?

サークルや部活よりも研究室に通いたいという思いが強いので、「理数マスター育成プログラム」での研究に打ち込んでいます。現在、環境微生物学・分子毒性学研究室の皆さんにご指導いただき、「ヒト細胞における毒性物質の毒性評価方法の開発」というテーマで研究を進めています。活動頻度は週に2回ほど。授業の間の空き時間に研究室に通い、実験の前準備や、試薬、計測機器を用いた実験などを行っています。


YCUでの学びを今後、どのように役立てていきたいですか?

3年次からは研究室に配属されますが、今後も専門知識を深め、レポート作成や発表スキルの向上にも努めたいです。また、「理数マスター育成プログラム」の活動を継続し、教授や先輩方の支援を受けながら、環境毒性学分野の知見をさらに広げていきたいです。
卒業後は大学院に進学し、環境中の有害物質のリスク評価を中心に研究を進め、いずれは環境問題の解決に貢献できるような研究をしていきたいです。入学時から大学院進学を視野に入れていましたが、実際に学んでいくなかで、研究への熱がさらに高まった感じです。


受験生へのメッセージをお願いします!

「理数マスター育成プログラム」のように、YCUには学生主体の研究活動等を支援してくれるプログラムや講義などが充実しています。このような環境で自分のやりたい研究や興味を追求できることは本当にありがたいです。また、理学部では入学時に専攻を決める必要がないので、興味のある分野が定まっていない人でも、学びのなかで自分の興味や強みを発見することができると思います。そのように柔軟なキャリア形成ができる点も、YCUの理学部の良さです。


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