YCU 受験生ポータルサイト 横浜市立大学

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臨床と研究の両方に取り組んでいきたい


YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか?

進路を具体的に考え始める以前から、体の仕組みや病気、その治療について漠然とした興味を持っていました。そして、人の命を助けることに直接貢献できるという点に惹かれ、医学の道を志しました。私は国際バカロレア入試で受験しましたが、リサーチクラークシップをはじめとする研究活動や留学など、臨床と研究の両方に取り組む環境が整っていることに魅力を感じ、YCU医学部を志望しました。
実際に入学してみると、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が集まり、それぞれが自分の興味を追求できる自由な雰囲気で、自分に合っていると感じました。


現在、学んでいることについて教えてください!

2年次に入ると基礎医学の講義が始まり、正常な人体の構造や機能について学びます。前期は解剖実習を通じて、マクロの視点から人体の構造を学ぶのに対して、後期は組織学実習で、ミクロの視点から各器官を観察します。さらに、各科目で実習があり、それぞれ講義で学んだ内容を深め、実際に手技を身に付けます。
個人的には「生化学」と「薬理学」が特に好きで、生化学では人体の機能や病気、そしてその治療法を化学的に考えます。薬理学では薬の作用機序や副作用について、分子レベルから物質がどのように作用するのかを深く学んでいます。どちらの講義も、なぜ病気が起こるのか、そしてなぜ治療法が効果を発揮するのかを論理的に理解できる点に魅力を感じています。


課外活動で打ち込んでいることはありますか?

ピアノ会に所属しています。一人暮らしの自宅にはピアノがないため、学校で自由に弾ける環境がありがたいです。それ以外に、軽音楽部と卓球部にも参加しています。軽音楽部でも鍵盤担当で、演奏したい曲や出演したいライブのたびにメンバーを集めて活動しています。他の大学との交流も結構ありますね。特に週何回活動すると決まっていなくて、フレキシブルに活動できるのが魅力です。卓球部では、たくさんいる先輩方から勉強のアドバイスなどもいただけて、とてもありがたいです。自分も今後、後輩たちに還元していきたいです。


YCUでの学びを今後、どのように役立てていきたいですか?

もともとは音楽と心の関係性について興味があり、高校の頃、各自が自由に探究テーマを設定してそれについての論文を執筆するというバカロレアの課題では音楽療法を題材に取り上げました。しかし、大学で一通りの科目を学ぶ中で、もっといろいろな分野を学びたいという思いから、まだ志望する診療科は定まっていません。それでも、入学当初から目指していた臨床と研究の両立についての思いは変わっていません。例えば2年次の科目で言うと、特に関心があるのは薬理学や生化学などですが、それも研究一筋ではなく、臨床と並行して進めたいです。臨床を通じて見つかる課題が、研究につながることもあると考えています。
まずは基礎医学で学んだ知識を今後の臨床医学の学びに活用し、将来の選択肢を広げるためにも、幅広く知識を吸収していきたいと考えています。


受験生へのメッセージをお願いします!

実は、YCUの医学部医学科は全国で最も定員が少ないのですが、そのぶん学生同士のつながりが強いです。同期の学生との横のつながり、先輩や後輩の縦のつながり、どちらも広くつながることができる点が魅力だと感じています。実際、他の大学の友達から、「YCUの学生って人のつながりが強いね」と言われることもあります。
みなさんも、受験を頑張って乗り越えた先には、たくさんの仲間が待っています。みなさんを心から応援しています!


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