

国際開発をさまざまな視点から追究していく
YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか?

僕が生まれる前に、父がベルギーへ長期出張に行っていたそうで、その頃の話をいろいろ聞くうちに、日本と外国との文化や環境の違いに興味を抱くようになりました。大学は国際系の学部に行きたいと考え、県内・県外の大学を探していて、YCUの国際教養学部を見つけました。教養学系では国際文化や国際機構などの社会の仕組みや、高齢社会論や臨床心理学などの人間科学が学べて、都市学系に進めば観光地づくりなども学ぶこともできて、学べる分野の幅広さが魅力的でした。
現在、学んでいることについて教えてください!
現在は、教養学系の国際開発学を専攻するゼミに所属していて、農業、教育、観光、地域振興などさまざまなアプローチから、途上国支援の方法を研究しています。今、自分が取り組んでいるのが、児童養護施設に関する研究です。アフリカと日本の児童養護施設を比較して、それぞれのメリット、デメリットを考え、どのような施設が理想的かを検討しています。いっぽう、興味がある都市学系の観光に関する授業も履修しました。特に2年次後期の「観光政策論」は、自分で自由に対象の地域を決めて、観光政策を提案するという内容で、面白かったです。自分は、出身地の愛知県にある犬山市という城下町を取り上げ、適切な観光ルートや、若者向けのPR方法などを考えました。
また、2年の夏休みには、夏季短期語学研修プログラムを利用し、アメリカのサンディエゴに留学しました。スピーキング、ディスカッション、プレゼンテーション中心の授業で、英語を話すことへの抵抗が減って、英語力が向上しました。
課外活動で打ち込んでいることはありますか?
男子バレーボール部に所属していて、週3回活動しています。他学部の人と友達になる良いきっかけになりました。共通教養科目や全学開放科目は、他学部の学生も受講しているので、他学部の学生と一緒にテスト勉強やレポート作成を頑張りました。また、先輩とのつながりもできて、どのゼミでどんなことを学べるか、そのゼミならこういう授業を取っておいたほうがいい、といった役立つアドバイスをもらえました。
YCUでの学びを今後、どのように役立てていきたいですか?
専攻にとらわれずさまざまな分野が学べることがこの大学の強みです。例えば1年次は、経済学系や商業簿記などの授業を取りました。今は学校教育に関心があって、学校の立地などを考えるにあたって必要になる「経済地理学」なども学びたいと考えています。そうやって幅広く学んで、自分の知見を広げることが目標です。さらに、学生のうちにもう一度、留学かワーキングホリデーで海外へ行きたいです。英語力を磨き、日本との文化や環境の違いを体感して、その経験を将来に活かしていきたいです。
受験生へのメッセージをお願いします!
受験勉強は苦しいもので、自分も本当に合格できるのか不安な時期もありました。でも、自分がやりたいことを叶えたいという気持ちと、周囲の支えで合格することができました。YCUは、学べることの選択肢がたくさんある大学なので、みなさんも、「YCUで〇〇がしたい!」と強い目標を持って頑張ってください。応援しています!

