

データ分析の数学的な背景も理解できる
YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか?

関東初のデータサイエンス学部という点に加え、オープンキャンパスで体験した統計学やプログラミングを活用した課題解決型の授業に魅力を感じ、入学を決めました。また、少人数制の英語クラスがあることも決め手のひとつでした。
入学後は、専門性と実用性が高い授業に参加し、学びの深さと挑戦する楽しさを実感しています。英語力も、1年次の前期を終えた段階ですでに上達を実感しています。大学の立地も都会過ぎないところが魅力で、横浜へのアクセスも良いです。
現在、学んでいることについて教えてください!
2年次には、1年次に学んだ基礎的な数学を活用し、実際のデータを使った分析を行う実践的な授業である、「統計学II」と「応用統計I」を受講しました。現実世界のデータを用いて統計モデルを構築する過程で、理論と実践のつながりを実感でき、やりがいを感じます。統計学の理論だけでなく、「データをどう活用するか」を考える力が身に付きました。
入学前は「データサイエンス=データを分析して世の中でどう活用するか」というイメージを持っていましたが、統計学を基礎から学ぶことで、数学的に物事を考える力が不可欠であることを知りました。まだ研究室や将来の進路は決まっていませんが、データサイエンスをいかせる幅広い職種を知り、進むべき方向が少しずつ見えてきたと感じています。
課外活動で打ち込んでいることはありますか?
数理統計学の勉強会を開催している「Studentの会」に参加し、統計学の理論を深く学んでいます。毎週の勉強会では、統計系の研究室に所属する4年生の先輩が講義を行います。統計学の基礎から、まだ学んでいない範囲のことまで教えてくれて、研究室選びや進路のアドバイスももらえます。また、企業の方が訪れてデータ分析のトレーニングを実施し、そこで自分たちのプレゼンを見ていただいたのも貴重な経験でした。さらにデータ分析コンペティションにも参加し、先輩と組んだチームで最優秀賞を受賞しました。今後は、自分たちが後輩をサポートする立場になりたいです。
YCUでの学びを今後、どのように役立てていきたいですか?
YCUに入学してから、データ分析の数学的な背景や結果の解釈の面白さに気付きました。世間では生成AIやニューラルネットワークなどの実践的な手法が注目されていますが、YCUでは基本に忠実な理論的な学びを大切にしています。将来は、YCUで身につけた知識を活用し、変化の激しいデータサイエンスの分野で活躍できる人材になりたいです。ファッションやコスメが好きなので、そうした分野でデータサイエンスを活用するのも面白そうですし、企業のデータを分析し、売上向上や課題解決に貢献するような仕事にも興味があります。好きなことを軸にしながら、データサイエンスを役立てる道を探していきたいです。
受験生へのメッセージをお願いします!
YCUのデータサイエンス学部では、実社会で役立つスキルを実践的に学ぶことができます。地域や企業と連携した活動も多く、データの活用方法を具体的に知る機会が豊富です。
例えば1年次のPBL(Project-Based Learning)演習では、毎週異なる企業の方が講義をしてくださり、企業でのデータ活用事例を学べます。大学で学ぶことがどう社会で役立っているのか、イメージできるようになると思います。
充実した環境で学びながら、さまざまな経験を積めるのがYCUです。受験勉強は大変ですが、努力はきっと実を結びます。頑張ってください!

