

理論と実践を行き来してビジネスを深く学ぶ
YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか?

昔からメディアに興味があって、あるとき、テレビ番組で流れるCMが、番組によって傾向に違いがあることに気付き、それをきっかけに広告やマーケティングの研究をしたいと思うようになりました。また、高校時代は英語が得意ではなく、「世界で活躍するには英語力をもっと伸ばさないと」と考え、英語を重点的に学べるYCUのカリキュラムに魅力を感じました。
入学後は、アットホームな雰囲気の中で、少人数で深く学べる環境が整っていることを実感しました。1年次から教養ゼミや基礎ゼミがあり、学生同士で意見を交わしながら学べます。英語についても、APE(Advanced Practical English)を履修し、さらに英語で経営を学ぶ授業を多く受けることで、専門的な知識を英語で理解する力が身に付いていきました。先生方が熱心に指導してくれて、質問しやすい環境のおかげで、着実に力を伸ばせています。
現在、学んでいることについて教えてください!
2年次後期から経営戦略論のゼミに所属し、企業と連携した課題解決型学習に取り組んでいます。現在は、姫路市の和菓子店と連携し、新商品の開発を行うプロジェクトに参加しています。伝統的な菓子文化を継承する和菓子屋さんとコラボしながら、首都圏の若年層にも魅力が伝わる商品づくりを進めています。特に、インスタグラムなどSNSでシェアしたくなるような、手軽に食べられるスイーツを考案中です。企業のこだわりと私たちの提案をすり合わせながら、実際の製品開発へとつなげていく過程は、とても刺激的な経験です。理論に基づいた解決策を提案し、フィードバックをいただきながら内容を磨いていくという風に、理論と実践を繰り返しながら学べることに大きな魅力を感じています。
また、大学に入るまでは人前で話すのが苦手でしたが、少人数ならではの環境のおかげで、必然的に発表の機会が増え、少しずつ度胸がついてきたと感じています。
課外活動で打ち込んでいることはありますか?
あるスタートアップ企業で長期インターンシップに取り組んでいます 。現在は週3~4回ほど業務に携わり、事業推進としてクライアントとやり取りをしたり、イベントへの同行や新規事業にも関わったりなど、経営の現場を体験できる充実した日々を送っています。この企業は、企業が所有する期限が近づいた備蓄品を、NPOや子ども食堂とマッチングさせ、再活用する事業を展開しています。活用された備蓄品の情報を企業へ報告し、それをCSR活動のPRに活かしてもらう仕組みになっています。YCUの1年次の授業でこの企業を知り、社会的意義のあるビジネスモデルに惹かれてインターンを始めました。業務は基本的にリモートワークですが、対面での活動もあり、商談に同行したり、新規事業の立ち上げに携われたりする機会もあります。
YCUでの学びを今後、どのように役立てていきたいですか?
現在の目標は、ビジネスの力で社会課題の解決に貢献することです。これまで学んできた知識を活かし、社会性と経済性を両立できる経営についてより深く学びたいと考えています。講義で得た学問的な知識をゼミなどの実践の場で活かし、理論と実践を行き来しながら学びを深めていきたいです。ゼミでは、企業と連携したさまざまな企画に参加でき、貴重な経験を積めます。こうした環境を活かし、失敗を恐れずに挑戦していこうと思います。
また、地方創生にも関心を持つようになりました。ゼミの活動で地産地消のピザを開発するプロジェクトに関わったのですが、そこで地域産業を支援することの重要性を実感し、地方の活性化に貢献できるような取り組みにも携わりたいと考えています。さらに、インターンシップを経験する中で、スタートアップ企業が抱えるリソースの制約にも関心を持ちました。これら幅広い視点から、社会に貢献できるキャリアを築いていきたいと考えています。
受験生へのメッセージをお願いします!
YCUは少人数だからこそのアットホームさがあり、学生がやりたいことを応援してくれる環境があります。自分が参加しているインターン活動も、授業がきっかけで紹介してもらったものです。また、YCUのキャンパスは緑豊かで空が広く、魅力的です。受験までは不安や悩みが尽きないかと思いますが、乗り越えた先ではきっと成長した自分に出会えるはずです。みなさんとこのキャンパスで学べる日を楽しみにしています!

