MRIクラウドファンディングにかける想い
担当医からのメッセージ(脳神経外科)
「見えにくかった脳の変化を、より詳しく、より確かに。」

3テスラMRI導入へのご支援をお願いいたします。
脳神経外科の診療では、「どこに病気があるのか」「どこまで広がっているのか」「大切な脳の機能をどう守るか」を正確に見極めることが、とても重要です。
3テスラMRIは、従来のMRIよりも高い磁場を用いて、より細かく鮮明な脳の画像を得ることが期待できる検査機器です。脳の小さな変化や、病変と周囲の正常な脳との境界をより詳しく評価できることで、診断だけでなく、手術や治療方針の決定にも大きく役立ちます。
脳腫瘍の診療では、腫瘍の広がりや周囲の脳との関係を詳しく把握することが、手術の安全性と治療成績に関わります。3テスラMRIによって、腫瘍の位置や性質、重要な神経・血管との関係をより丁寧に評価できれば、できるだけ病変を取り除きながら、言語、運動、記憶などの大切な機能を守る治療につながります。
てんかんの診療でも、MRIは非常に重要です。薬で発作が十分に抑えられない患者さんでは、発作の原因となる小さな脳の異常を見つけることが、手術や低侵襲治療の第一歩になります。3テスラMRIにより、これまで見えにくかった微細な病変をより詳しく評価できる可能性があり、患者さん一人ひとりに合った治療選択につながります。
また、近年はDBSなどのニューロモデュレーション治療も発展しています。これは、脳の深い部分にある神経回路を電気刺激で調整し、症状の改善を目指す治療です。パーキンソン病、振戦、ジストニア、てんかん、意識障害など、さまざまな病気で応用が広がっています。こうした治療では、脳の中の小さな標的を正確にとらえることが非常に重要であり、3テスラMRIは治療計画の精度向上に役立ちます。
3テスラMRIの導入は、単に新しい機械を入れることではありません。それは、患者さんの脳をより詳しく理解し、より安全で、より適切な治療を届けるための大切な基盤です。
私たちは、地域の皆さまにより質の高い脳神経外科医療を届けるため、3テスラMRIの導入を目指しています。
皆さまのご支援が、未来の診断と治療を支える力になります。
温かいご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
病気を早く見つけるために。
大切な脳の機能を守るために。
患者さんとご家族が、納得して治療を選べるようにするために。