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病院概要

小児病棟にホスピタルアートを制作しました

患児を安心させる壁に~ホスピタルアートに込められた想い~

「ホスピタルアート」ご存知でしょうか。

病院の無機質な空間の中に芸術を持ち込むことで、患者さんにリラックスして医療を受けていただける、患者さんにも医療者にも、よりよい環境を作るための取り組み、それが「ホスピタルアート」です。
当院ではこの度、横浜市立大学基金を活用して、小児総合医療センターの病棟にホスピタルアートを取り入れました。「患児に少しでもリラックスして医療を受けてもらいたい」そんな医療スタッフの想いが込められた、温かな作品となりましたので、ご紹介いたします。

「The garden of the livings」(生きものの庭)

白塗りの壁が、動物に囲まれたやさしい空間になりました。

お部屋全体に動物たちが描かれています。

天井からも患児を見守ってくれています。

制作現場をのぞいてみました

ご支援いただいた方々

制作者のご紹介

教育現場でのワークショップや企業のロゴ制作の活動を行っている若手芸術家のお二人(写真左:中澤さん、右:前田さん)が短期間で奮闘してくれました。

中澤安奈さん/彫刻家
東京芸術大学彫刻科卒業、東京芸術大学大学院修了
《主な活動》個展/ギャルリー志門(銀座)、(株)グレープシティー飯守恪太郎氏による大企業ロゴマークCI立体制作 等

前田麻里さん/美術家

東京芸術大学美術学部建築科卒業、アトリエMAERIA主宰
《主な活動》全国障害者アートコンペみんな北斎関連企画オープンワークショップ「ほくさいあそび」コーディネーター/墨田区、鹿島建物企業広報誌「BM」表紙絵画制作 等

寄附者のご紹介

公立大学法人横浜市立大学では教育や医療へご支援いただくための制度として「横浜市立大学基金」を開設しています。
この制度を通して、ライオンズクラブ国際協会330-B地区の地区ガバナーである尾形慶三様から、当院の小児総合医療センターにご寄附をいただき、その一部を活用してホスピタルアートを制作しました。