病院の無機質な空間の中に芸術を持ち込むことで、患者さんにリラックスして医療を受けていただける、患者さんにも医療者にも、よりよい環境を作るための取り組み、それが「ホスピタルアート」です。
当院ではこの度、横浜市立大学基金を活用して、小児総合医療センターの病棟にホスピタルアートを取り入れました。「患児に少しでもリラックスして医療を受けてもらいたい」そんな医療スタッフの想いが込められた、温かな作品となりましたので、ご紹介いたします。
白塗りの壁が、動物に囲まれたやさしい空間になりました。
お部屋全体に動物たちが描かれています。
天井からも患児を見守ってくれています。
教育現場でのワークショップや企業のロゴ制作の活動を行っている若手芸術家のお二人(写真左:中澤さん、右:前田さん)が短期間で奮闘してくれました。
公立大学法人横浜市立大学では教育や医療へご支援いただくための制度として「横浜市立大学基金」を開設しています。
この制度を通して、ライオンズクラブ国際協会330-B地区の地区ガバナーである尾形慶三様から、当院の小児総合医療センターにご寄附をいただき、その一部を活用してホスピタルアートを制作しました。