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MRIクラウドファンディングにかける想い

担当医からのメッセージ(婦人科)

女性特有の病気は、思春期・妊娠出産期・更年期・高齢期と、人生のさまざまな場面で健康や生活に大きな影響を与えます。子宮筋腫や子宮内膜症は、痛みや貧血、不妊の原因となり、日常生活に大きな負担をもたらします。子宮体がんや子宮頸がんは、早期に見つけて適切に治療することで治療成績が大きく向上します。だからこそ、病気をできるだけ早く、正確に診断し、一人ひとりに合った治療につなげることがとても大切です。

横浜市立大学附属市民総合医療センター婦人科では、子宮筋腫・子宮内膜症などの良性疾患から婦人科悪性腫瘍まで、幅広い領域で専門性の高い医療を提供しています。特に、体への負担をできるだけ少なくする低侵襲手術に強みを持ち、安全で質の高い治療を実践しています。そのためには、病気の広がりや性質を正確に評価できる画像診断が欠かせません。

今回導入を目指す最新の3.0テスラMRIは、子宮や卵巣、骨盤内の複雑な構造をこれまで以上に鮮明に映し出すことができます。ごく小さな病変まで確認できるため、子宮内膜症では病変の深さや広がりをより正確に把握できます。子宮筋腫では、筋腫の位置や性質を詳しく評価し、手術の安全性向上に役立ちます。 子宮体がんや子宮頸がんでは、がんの進行度や周囲への広がりを詳しく評価し、より適切な治療選択につながります。精度の高い画像診断は、患者さんの負担をできるだけ少なくしながら、安全で質の高い医療を提供するための重要な基盤です。

さらに、この最新MRIは日常診療だけでなく、婦人科疾患の新しい診断法や治療法の研究、そして未来の女性医療を担う医師や医療従事者の育成にも活用されます。一台のMRIが、女性の健康を守り、地域医療を発展させ、未来の医療技術を生み出す力になります。