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心臓血管センター

MRIクラウドファンディングにかける想い

担当医からのメッセージ(心臓血管センター)

心臓や大血管の病気は、日本人の命を脅かす重大な病気です。心筋梗塞や急性心不全、大動脈解離などは突然発症し、一刻を争う対応が患者さんの命を左右します。また、肥大型心筋症や拡張型心筋症、大動脈瘤などは、自覚症状が少ないまま進行し、重症化して初めて見つかることも少なくありません。こうした病気では、できるだけ早く、正確に診断することが、その後の治療や患者さんの将来に大きく影響します。

横浜市立大学附属市民総合医療センターは、心臓血管センターをはじめ、市内で唯一の高度救命救急センターを有する三次救急医療機関として、24時間365日、重症の心臓や大血管の病気に対応しています。救急搬送された患者さんに対し、一刻も早く正確な診断を行い、最適な治療へつなげることが私たちの使命です。そのためには、最先端の画像診断機器が欠かせません。

今回導入を目指す最新の3.0テスラMRIは、これまでより鮮明な画像で心臓や血管を詳しく調べることができます。心筋梗塞では、傷ついた心臓の状態や回復の見込みをより正確に評価でき、治療方針を決める大きな助けになります。
また、肥大型心筋症や拡張型心筋症などでは、病気の進み具合や重症度を詳しく調べることができ、将来の心不全や重い不整脈の危険性を見極めることにも役立ちます。
さらに、大動脈解離や大動脈瘤では病変の広がりをより正確に把握できるほか、心臓の炎症などの診断にも力を発揮し、患者さん一人ひとりに最適な治療につなげることが期待されます。

この最新MRIは、日々の診療だけでなく、新しい診断法や治療法の研究、未来の循環器医療を担う医師や医療スタッフの育成にも活用されます。一台のMRIは、目の前の患者さんの命を救うだけでなく、これからの地域医療を支え、より良い医療を未来へつないでいくための大切な基盤となります。

皆さまからのご寄付は、横浜市立大学附属市民総合医療センターがこれからも地域の「最後の砦」として、高度な心臓血管救急医療を提供し続けるための大きな力となります。一人でも多くの命を救い、誰もが安心して暮らせる地域社会を未来へつないでいくため、温かいご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。