白内障手術(超音波乳化吸引術+眼内レンズ挿入)

点眼麻酔

当院での白内障手術は基本的に点眼麻酔で行っています。
患者さんのご希望、または状態によっては全身麻酔での手術も対応しております。

切開創作成

手術切開創は基本的には上方切開ですが、緑内障合併などの患者さんには耳側角膜切開にするなど、患者さんの状況により切開創を変更しています。

水晶体嚢を円形に切開(前嚢切開)

超音波乳化吸引術

CENTURION®Vision System(機材紹介参照)を使用し、眼内圧の変動による術中のリスクを低減しながら混濁した水晶体を吸引します。

眼内レンズ挿入

使用する眼内レンズは単焦点レンズを基本とし、1D以上の角膜乱視がみられる場合は乱視用眼内レンズも検討します。選定医療(手術費用は保険適応、眼内レンズは自費)になりますが、多焦点レンズも取り扱っています。多焦点レンズの適応は、患者さんのご希望だけでなく眼内の状態により使用可能の可否がきまりますので、まずはご相談ください。

閉創

手術切開創は2.4㎜と小さく、基本的に縫合することなく自己閉鎖します。(無縫合手術)

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