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植物DNAメチル化酵素MET1の働きを クライオ電顕で可視化 ~動物とは異なる”植物ならでは”の仕組みを発見~

2025.10.02
  • プレスリリース
  • 研究

植物DNAメチル化酵素MET1の働きを クライオ電顕で可視化

~動物とは異なる”植物ならでは”の仕組みを発見~

 横浜市立大学大学院生命医科学研究科 構造生物学研究室(エピジェネティクス構造生命科学)の菊地杏美香さん(博士課程2年)、有田恭平教授、東京大学医科学研究所の西山敦哉准教授、東京科学大学の藤泰子准教授らを中心とした研究グループは、植物のDNAメチル化を維持するDNA維持メチル化酵素MET1の構造を、クライオ電子顕微鏡(クライオ電顕)単粒子解析法で明らかにしました。本研究成果は、植物独自のDNAメチル化維持の理解を深め、温度変化や乾燥などの環境ストレスに強い植物の創出に貢献する可能性があります。本研究成果は、「Nature Communications」に掲載されました(2025年9月26日公開)。
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