大学院生 丹後 健人さんが、行動経済学会ポスター報告奨励賞を受賞!
2024.01.29
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国際マネジメント研究科博士後期課程2年(太田塁研究室所属)の丹後健人さんが2023年12月9日(土)~12月10日(日)に高知工科大学永国寺キャンパスで開催された「行動経済学会第17回大会」にて、ポスター報告奨励賞を受賞しました。

受賞者
国際マネジメント研究科 博士後期課程2年
丹後 健人 さん
指導教員
国際マネジメント研究科
太田 塁 教授 (国際経済学)
受賞内容
行動経済学会第17回大会
ポスター報告奨励賞
報告論文
Inflation Expectations and Information Selection: Evidence from a Randomized Control Trial
日本語訳:インフレ期待と内生的情報選択
国際マネジメント研究科 博士後期課程2年
丹後 健人 さん
指導教員
国際マネジメント研究科
太田 塁 教授 (国際経済学)
受賞内容
行動経済学会第17回大会
ポスター報告奨励賞
報告論文
Inflation Expectations and Information Selection: Evidence from a Randomized Control Trial
日本語訳:インフレ期待と内生的情報選択
論文内容
完全情報にもとづく合理的期待仮説のもとでは人々の期待形成に異質性はなく、すべての人が同じように期待を形成するはずです。しかし、先行研究では人々の期待が異質的であることが指摘されてきました。そこで、情報介入実験を実施して期待形成の異質性を解明しようとしたのが本研究です。私たちの研究グループは、情報の取得の方法によって期待形成が異なることを発見しました。また外生的に情報を与えられた場合よりも自らの判断で情報を取捨選択した人の方が、取得した情報を自分の信念に大きく組み込むことを発見しました。今後は、同様の調査を複数回実施することで本研究の結果が時間とともにどのように変化するのかを分析する予定です。
完全情報にもとづく合理的期待仮説のもとでは人々の期待形成に異質性はなく、すべての人が同じように期待を形成するはずです。しかし、先行研究では人々の期待が異質的であることが指摘されてきました。そこで、情報介入実験を実施して期待形成の異質性を解明しようとしたのが本研究です。私たちの研究グループは、情報の取得の方法によって期待形成が異なることを発見しました。また外生的に情報を与えられた場合よりも自らの判断で情報を取捨選択した人の方が、取得した情報を自分の信念に大きく組み込むことを発見しました。今後は、同様の調査を複数回実施することで本研究の結果が時間とともにどのように変化するのかを分析する予定です。